この日は目指していたお店があったのですが、予約で「満室」につきフラれてしまいました。
その後に行く予定だったパン屋さんだけは押さえておきましょう。
というわけでやってきたのは駒場東大前にある人気店「ル・ルソール」さん。
ここのところ2度連続で定休日以外の休業日に泣いたのですよね。
クロワッサン(200円)。
こちらのご主人はメゾンカイザージャパンに立ち上げから参加された方だそうですが、あちらで名物のクロワッサンとはちょっと違った印象。
あえて共通点を挙げるなら、焼きが浅いところくらいでしょうか。
表面はパリッと軽め。
中の層が厚めでコシがあるのが特徴的。
噛み応えのある生地なので、粉の香りを感じやすいです。
タルティーヌ(400円)。
サンドやタルティーヌが人気ですからとりあえずひとつ。
チャバタの上にソーセージ、ズッキーニ、パプリカ、ベシャメルソース、仕上げにマスタードとたまねぎ。
こちらのパンは単価が高めの設定なのですが、材料、調理の質が抜群に良いのですよね。
色といい食感といい味といい、ただ乗せて焼いただけでなくピンポイントに仕上げてきています。
ミルキーなベシャメルソースは塩気が控えめ。
コクがあって舌に滑らか。
タルティーヌ(400円)。
人気商品のバゲットにチョリソーをトマトソースとともにサンド、上にこれまたベシャメルソースを塗って焼いてあります。
サンドも購入しようかと思ったのですけど今一つピンと来なかったので結局タルティーヌ2種にしました。
ガーリックバターを効かせてあって、それだけで十分にインパクト大。
恐らく自家製と思われるトマトソースとベシャメルソースも贅沢にふんだんに惜しげもなくたっぷり使ってあります。
トマトソースも絶品。
トマトの甘みと旨みを凝縮してあるそれは「トマト料理」とすら言えそう。
説明にはグリュイエルチーズもあったと思うのですが、それはよく分からず。
固すぎることを懸念していたバゲットも、恐れていたほどではありませんでした。
バリッバリッと弾けるように噛み砕くことができます。
チャバタは生地の魅力もそこそこ感じられたのですが、意外に食感の強いこちらの方が味わいは印象に残りませんでした。
次回はバゲットを使ったサンド辺りを狙ってみようかな?