lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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代官山の「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」でトランシュ・シャンプノワーズ。

前日イートインが満席で入れなかったイル・プルー・シュル・ラ・セーヌへやってまいりました。
忘れた傘を取りくる目的もあったのですけど(笑)。
ちゃんと残っていました。

この日は1席だけイートインに空席があったので、ケーキをいただいていくことに。


トランシュ・シャンプノワーズ(620円)。
注文したらすぐに出てきました。

ちなみに僕以外に2席あるイートイン、1席は同じくケーキを、もう1席はランチを召し上がっているようでした。
お惣菜系も用意があるのですよね。


弓田シェフの修行先であるパリの「ジャンミエ」のドゥニシェフの考案したケーキで、こちらをはじめ全国各地に広がるイルプル出身の方のお店の定番商品となっています。

ベースにダクワーズのサクサクシャリシャリとした生地。
その上に桃とフランボワーズを入れたシャンパンのムース。
ジェノワーズ生地で包んだ上にマール酒の香るバタークリームを塗った上にグラサージュをかけて完成。


真っ黒のようで赤みや青みを帯びていて鮮やか、金箔が映えますね。
イルプルといえば、恐らく使われているショコラはフランス・ペック社のもの。
嫌味のない心地よい香りとどっしりした味わい、雑味が後に残らないあたりはショコラがいいのか職人さんの腕がいいのか。


シャンパンのムースはアルコールっぽさを感じさせず、底抜けにフルーティーでさわやか。
桃のさわやかな甘みやフランボワーズのさわやかな酸味は、味としては被ってしまうかとも思いましたが、しっかり甘みは甘みとして広がり酸味は酸味として広がり。
味に立体感を持たせていますね。


ダックワーズ、ジェノワーズ生地もムースやクリームに負けず、個性ある食感をいかんなく発揮。
ナッティな香り、卵の甘み、純朴な素材の味が感じられます。

イメージとしては、どっしり重たいケーキだと思って臨みましたが、印象は非常に軽い。
味はしっかりしているのですけど、とにかくフルーティー。
さらにお酒の使い方という点で言えば、バタークリームにも重たさを感じなかったのはマール酒の効果なのでしょうか。
美味しかったなあ。

もう1品食べようか迷いましたが、それは次回の楽しみにとっておくことに。
ごちそうさまでした。

美味しいものを食べてご機嫌な気持ちで外に出ると、目の前からヤスタカさんがいらっしゃいました!
ここぞとばかりにイルプルの素晴らしさを熱弁して、見事客引きに成功。
ケーキをお買い上げいただきました(笑)。
ご感想が気になるところでございます。

ヤスタカさんはというと、ちょうど僕が次に行こうと思っていたパン屋さんに寄っていらしたのだとか。
では入れ替わりで(?)僕もそちらへ伺いましょう(笑)。

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