1軒目で意外と時間がかかったので心配になりましたが、高はしさんの前にやってくると大体いつも通りのポジションに並ぶことができました。
1時間半ほど並んで入店。
注文は決めてあったのでサクッとお願いします。
この日はリーダー不在でしたので、店内穏やかでございます。
生まぐろ赤身・中トロ盛り合わせ(軽め)。
並んでいる最中にみなさんと「この時期のキハダマグロ」を絶賛していたので注文する気満々でしたが、この日のまぐろはオーストラリアのバチ。
そこは信頼するお店の選んだまぐろですから、間違いはないでしょうと注文しました。
並んでいる最中「美味しいまぐろは見た目にも出がち」という言葉が聞かれましたが、こちら美味しさが見た目に出ています。
見た目という意味ではまぐろ自体の質はもちろんですが、職人の腕、包丁の切れ味さえも味わいに影響する気がしますね。
中トロはほんのり脂の甘さを感じさせながらも、淡く酸味も残したさっぱりしたもの。
脂っこくはないもののスッと口どけがあります。
赤身はビーフジャーキーをも思わせる強い旨み。
ねっとり濃厚、濃厚で強い味。
これ、すごく美味しかったです。
特に赤身は今年食べた中では一番かもしれないなあ♪
続いてちょっと珍しいメニュー、はまぐり吸い物。
高はしの汁物といえば、こちらの丼での提供です。
はまぐりは貫禄の1個。
大粒です。
なまめかしくたゆたっております。
いや本当、大粒。
吸い物はかなり鋭い塩気ですが、貝の風味を感じさせながら味覚を強烈に刺激します。
塩気が強い分、様々な甘みも引き出されているような印象です。
貝の身は、舌にきゅきゅっとかかります。
噛むとジュッと甘み。
肉厚で噛めども噛めども噛み切れないのですけど、噛めば噛むほど甘みが溢れます。
春らしさも感じられる貝を味わう一品でした。
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。