次は自由が丘の人気店に伺うつもりでしたが、途中未訪門のお店に行ってみようと思い立って寄り道。
パーラー ローレル。
こちらはフランス菓子ではなく洋菓子店ですが、先ほどのお店同様1980年創業の老舗です。
ショーケースを軽く見回して感じるのはケーキのアート性。
色といい形といい、僕ごときでは到底表現のできないものばかりです。
スフェール(550円)。
念のためですけど、浮いてはいません(笑)。
球体はチョコレート、パッションフルーツのムース、ベースはクリスピーチョコレート。
未確認飛行物体みたい・・・いや、浮いてはいないんですけどね(笑)。
また選んだオレンジがナンセンスといいますかアバンギャルドといいますか。
惑星のようにも見えてきました。
能書きはこのくらいにしまして・・・いざ!
フォークを突き立てると、コツン、パカッ!
ホワイトチョコレートで作った球体に淡いミルクチョコレートのムースが詰めてあり、中にパッションフルーツのムースも忍ばせてあるようです。
最初かなり淡い味わいですがパッションフルーツが香り始めると同時にショコラも対比で現れてくるようなイメージ。
半分ずつの球体を接合して作られているので、上の部分は2口で食べやすかったです。
かなり球体は印象が薄かった分、土台のこちらのチョコレートの甘さは強烈。
後味としてはこればかりが残ったように思います。
ローレル(450円)。
店名を冠したケーキですが、お店のイメージからいうと随分シンプルな一品ですね。
結構歴史の長いお店ですから、シェフの代替わりがあったということかもしれませんね。
ココアのスポンジと生クリームを重ねた上にガナッシュ。
スポンジが軽くソフト、口の中でしゅっくりとガナッシュと生クリームが出会うまでの一瞬の間を作ります。
平成生まれの僕が言っても高が知れていますが、昔食べたケーキってこんな感じだったなあという味。
懐かしいです。
こういうケーキがあるならまたたまに行きたくなるかなあ。
次は一応本来のお目当てだったお店へ。