lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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鎌倉の「イル・ブリガンテ」でモスカート・パッシート、ピサ産松の実、サルデーニャ産はちみつ、ピエモンテ産ヘーゼルナッツ。

この日は鎌倉へ。
思わぬ雨に見舞われたりしつつ散歩した後、やってきたのはジェラテリア・イル・ブリガンテ。

イタリアから直輸入する素材にこだわって作られるジェラートは、本場イタリアですら出会えない「本物の味」。
言葉で書いてしまうとちょっと嘘っぽくなってしまって申し訳ありませんが、店頭でメニューを紹介するシェフのエミリアーノさんとお話しすればその知識の広さとこだわりの強さを垣間見ることができます。


モスカート パッシート、ピサ産松の実。

モスカート パッシートはイタリア産の貴重なワインだそうです。
葡萄を乾燥させて作るのだとか。
お酒っぽさはあまりなく、シェフの説明通りアプリコットのようなフルーティーな味わい。

僕の次のお兄さんも最初これを勧められましたが「この後運転をする」とのことで、シェフは「じゃあやめた方がいい」と仰っていました。


「ピサ産の松の実は世界一!最高級!」「松の実はタンパク質が35%!」

甘みはナッツそのものの甘みを活かすような淡さ。
一方で松の実特有のちょっとヒリッとした味わいが印象的。
日本では、スイーツにイメージする味わいとはちょっと違った風合いです。


サルデーニャ産はちみつ、ピエモンテ産ヘーゼルナッツ。

「センノハナから採れたハチミツだよー!」とシェフ。
後で調べましたがセンノハナってミッレフィオーリ=千の花=百花蜜を意味するようです。

強すぎないのですけど特徴の捉え方のはっきりとした味と言うか、驚くほど分かりやすいはちみつ味。
砂糖は一切使っていないのだそうですよ。


ヘーゼルナッツ。
「はちみつに合うもの」を聞いてその場で決めたこれが一番当たりでした。

フラダンスの腕の動きを思わせるような緩やかに波打つ味わい、コク深い。

シェフはこだわりが強すぎて合わない組み合わせのフレーバーは頼ませてくれません(笑)。
というわけで僕は、1つ食べたいのを決めておいてもう1種はシェフに決めてもらうことにしています。
シェフの熱のこもった説明を聞くのも、このお店の楽しみの1つですよ。

ハズレなく間違いなく美味しいジェラートをいただけます。
合計3100円でしたが、割高感はなく残ったのは満足感のみ。
美味しかったです!

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