最近は毎週伺っている高はしさん、この日も明確に食べたい魚がありましたのでやってまいりました。
みなさんと楽しくおしゃべりしながら開店を待ちまして。
1巡目では入れなかったものの、わりと早く席が空きました。
注文は決めてあったのでさくっと注文。
かつお酢〆め(背側)(軽め)(1000円)。
前日に試食されたAさんも太鼓判の一品(この日の時点で試食はできなくなっていました)。
前週と同じく、かつおはさっぱりとしたもの。
何も言われなかったら湯霜造りと勘違いしてしまいそうな色付きですね。
酢〆めはさほど深くないものの、脂がおとなしい分酢の味がはっきり感じられました。
酢の味もまろやかでいいですねえ。
岩のり、生姜に加えて、今回はわさびも。
もともとさっぱりしているところではありますから、特別爆発的な効果を発揮したというわけでもありませんでしたが、戻りがつおに向けて期待が高まりました。
そして、蓼酢・・・が来たということは・・・!!
あゆ塩焼き(1000円)。
このシーズンがやってまいりました。
今年は何本いただけるか・・・でもちょこちょこ用事があって、しばらくは雲行きが怪しいのですよねえ。
とにもかくにも、今季1本目!
心していただきます!
恒例のお顔チェックから。
キリッと引き締まったいい顔してます。
シーズン初めということでまだ小振りのものを想像していましたが、なかなか厚みがあります。
稚鮎から成魚に、よく肥えましたねえ。
肝の周りにたっぷりの脂肪分。
若い白身のさっぱりした味わいに、「香魚」の字に恥じない爽やかな香り、それももちろんいいのですけど、やっぱりこの肝が・・・美味しさにまみれて・・・
末広がり!八の字!
何でも8月くらいまで続く予定だとか。
ふらふらと通ううちに、いつの間にか2015年も折り返してしまいますね。
3代目の術中にはまっているのかな?(笑)
でも美味しく、そして楽しいから喜んではまるのです。
この日も、いつも遠くから拝見しているだけだった常連さんと少し絡むことができて、それだけで幸せな心地の朝でした。
ごちそうさまでした!