高はしさんを出た後は久しぶりに伺いたかった江戸川さんに向かうも・・・満席!
残念!
諦めてもうひと買い物して戻ってみると、よし!空いてる!
というわけで角席に着きます。
この時期いただいておきたいメニューがこの日もちゃんとあるのを確認して注文。
あおやぎぬた(500円)。
あおやぎの入荷がなく登場が遅れた感はありましたが、ここのところずっと出ているようですね。
小さめのお皿にこじんまり、に見えますがあおやぎが結構大きいです。
甘さと辛子の風味がいい具合。
特別な何かがあるわけではありませんけど、「これこれ!」という気持ちになる味付けがお見事。
あおやぎもこれだけ大きいと味がはっきり分かります。
ふと見上げると、僕でヤマだったようで。
危なかったですねえ。
いわし煮(850円)。
今年の鰯はいい!と色んなところで言いつつ、僕自身築地では寿司大でしかいただいていなかったので、梅雨が終わる前にいただいておきたかったのですよね。
脂の乗っている鰯を見分けるには頭を見る、頭の小さく見える鰯ほど身が肥えている・・・って頭がない!(笑)
でも問題なし!魚の目利きなんて100万年早い僕でも胸を張って言いきりましょう。
この鰯は脂が乗っています(笑)。
結構前から「いい時期」と言われていたのでまだ大丈夫か不安でしたが、鰯が答えを持っていました。
諸先輩方に伺ったところこちらのいわし煮はタイミングによってブレはあるようですが、これはかなり生な仕上がり。
身離れが悪く、骨を噛み切りにくかったのは気になりましたが、狙って出すのは難しい潤いのある舌触りで融けていく食感には大満足でした。
そうさんをして「これだけで一本いけます」と言わしめた梅干し。
・・・これ多分「(普通の人でも)これだけで一本いけます」の意味ですね(笑)。
いやあ大満足。
期待して期待して、その上。
旬ていいですねえ。