次の予定があるという友人を田町駅まで送った後、再び築地へ。
夏休みはまだ続きますが、平日築地はこの日がラストなので最後に満喫しておきたかったのですよね。
小田保さんへ。
ランチ時をやや過ぎた13時頃に伺いましたが、店内満席でお待ちが1組。
土曜の朝の方が空いているくらいかもしれませんね。
この日はにこやかなお母さんでひと安心。
サンマフライ(750円)。
季節物ですから、あるうちにいただいておきたかったのですよね。
3枚に卸した秋刀魚を1尾分でしょうか。
安いので甘く見ていましたが、こうして見ると結構ボリューム感がありますね。
おお!秋刀魚だ!
意外とこの断面だけで「秋刀魚」と分かりますねえ。
この銀色に輝く脂が特徴的だからかな?
とろける濃厚な脂、その味わい、口どけの面では、衣という力強いオブラートに包まれている為魅力はやや落ちる気がします。
秋刀魚の調理法として揚げ物はどうか、という意味では個人的にはそれほど惹かれないかなあ。
ただ、秋刀魚の香りをしっかり纏ったフライに仕上がっているので、揚げ物の種として秋刀魚はどうか、という意味では大いにアリだと思います。
秋刀魚も脂が乗っているもの、そうでないもの、あるいは冷凍物もあってそれぞれ違いますからね。
どれが1番合うのか試してみたい気になりました。
お兄さんが気を遣って「量を減らしますか?」と聞いてくださったのでお願いしました。
ありがとうございます!
キャベツの千切り、甘酢の浸みた唐揚げ、タルタル。
そしてかいわれですよかいわれ。
甘酢は器の底にも溜まっています。
やや酢の立ったもの。
厚みのある衣に甘酢が浸みて、もちもちぶよぶよした食感になっています。
そこへタルタルソースがてろりと。
小さいのが3,4つかと思ったら、大きいのが2つでしたね。
大きい方が上手く揚がったときの揚げ上がりの食感は格段に良くなりますよね。
その分上手く揚げるのに気は遣いますけど。
あ、上手く揚がっています完璧です。
ジューシーおいしー肉汁ハイチュウ♪(ハイチュウは関係ありません)
衣が、キャベツが、肉汁が、タルタルが甘酢を受け止めて、ちょっとぐずりつつ。
その中で「チキン南蛮」の味を作り上げていきます。
小田保さんの特徴でいうと、厚めの衣、ジューシーに溢れる肉汁、マイルドなタルタル。
恐らく9月いっぱいで1度販売休止に入る予定ですので、ご興味のある方はお早めに召し上がられるといいかと思います。
いやいや、気になっていた両メニューをいただくことができました。
美味しかったなあ♪