松庵文庫さんを出た後は吉祥寺でふらふらしましたが、ピンとくるものに出会えなかったので最終目的地の国分寺へ。
マメにチェックするようにしているお店の公式Facebokで紹介されるケーキが気になったので久しぶりに茂右衛門さんにやってまいりました。
ノスタルジー(550円)。
マカロナード生地でプラリネのムースリーヌをサンド。
中心にはアーモンドダイスをキャラメリゼしたクラックレン。
シュクシュクッとした生地にアーモンドがポリポリ。
この時点で香ばしい。
思ったよりも軽めのムースリーヌ。
淡い色に反して風味は濃厚。
舌に感じる味と、鼻を抜ける香りとそれぞれに違った強さがあります。
クラックレンの濃い甘さも印象に残ります。
アラビカ(550円)。
全体にコーヒーの香りを纏ったケーキ。
骨太ながらどこか甘い香り。
素朴に見えて綺羅星の如く香り香るシロップが密に打たれています。
ビスキュイ?ムースリーヌ?シロップ?
そこかしこからコーヒーが香ります。
コーヒーというより珈琲と言った方が近いかも。
カスタードクリームを使ったというムースリームはねっとり、のっぺり濃厚な舌触り。
少しフォークを入れるとお酒の効いたシロップがじんわり浸み出すのが目に見えるほどです。
ミルクを合わせるべき・・・かなあと思いながら食べ始めましたが、これはむしろコーヒーが欲しくなるなあ(^^)
ちょっとコーヒーコーヒーの一辺倒にも思いましたが、ガツンと美味しくいただけました。
タルト・レザン(480円)。
フレッシュなマスカットを使ったというタルト。
フレッシュなフルーツなので、ジュクジュクと果汁が浸み出しています。
外見から想像していたよりタルトのクリームへの火入れは浅めで、生っぽいアーモンドの味わいが好みの感じ。
とても好きな味でした。
茂右衛門さんのシンプル系のタルトもこれから注意していこうと思います。
この日は吉祥寺まで歩いたのが予想以上に時間がかかってしまって予定が崩れましたが、楽しい食べ歩きになりました。
翌日はまた一段と楽しいイベントが控えているので、わくわくしながら土曜を終えました♪