続いてやってきたのは高はし。
この時期1度はいただいておきたいメニューがあったのですよね。
といっても相当の覚悟のいる逸品なので、コンディション調整のしやすそうなこの日にいただくことに。
開店前でしたので1時間半ほど待って入店。
注文は決めてあったのですけど、「その魚」はこの日変わり種メニューとなっていたのでもちろんそれを。
楽しみです。
ぶりかま味噌煮(2000円)。
通常のぶりかま煮付けは注文を受けてから煮始めるのでとても時間がかかりますが、味噌煮の場合は煮上げてあるようですぐに出てきました。
この日は小ぶりなぶりだったようで、いつもの破壊的なビジュアルとまではいきませんね。
それでも普通に言うとかなりボリュームがありますけど(^_^;)
ちなみに僕の次の方でヤマだったので、結構ギリギリでした。
この景色。
「ぶりかま」の名に臆せず注文した者だけがご覧ずることのできる絶景でございます。
ぎらつくような輝き、怪我でもしそうな突起。
煮汁は比較的塩気が強め、味噌がぷんと香ります。
そしてぶりかまから浸み出した脂が浮いているのが分かりますね。
そりゃあこんなに溢れているのですから!
酸味のあるぶりらしい味わいに溢れています。
少しずつぶりの脂と味噌が混じり合っていきます。
味噌が尖がっているので、ぶりの味がマイルドに感じられますねえ。
高はしさんのぶりかま恒例の「おまけ」部分もありました。
この血合いが特に美味しく感じられました。
血合いってその魚の香りが詰まっていますよね。
個人的には普通のぶりかま煮付けと味噌煮が並んでいたら普通の方を選んでしまう気はしますが、こういったレアメニューに出会ったら頼まない手はありませんからね。
いい日に平日休みだったなあと微笑みながらお店をあとにします。
ごちそうさまでした。