気になっているカレー屋さんはこの機会に集中して回っておこうかなくらいに考えている今日この頃。
今回は原宿から雨の中をふらふら歩いて新宿御苑前のお店へ。
curry 草枕。
ビルの2階にあるお店へは、脇から入って階段を上がっていきます。
広めの開けた四角形の店内の壁に沿うようにカウンターが設置されていて、ちょっと独特な雰囲気。
カウンターの色とコップの色の組み合わせで、カマルプールを思い出しました。
基本のカレーは3種類、チキン・なす・トマトから具材を選べるチキンカレー、海鮮の出汁香る海老カレー、100%植物性の豆カレー。
他トッピングに発酵バターやチーズが用意されています。
小麦粉や油の使用を最小限に抑えたこだわりのカレーは、ご主人が学生時代を過ごした北海道名物のスープカレーなども踏襲されているよう。
なすトマトカレーを辛さ3で、ごはんは少なめ(800円)。
辛さは1~10からの選択ですが、一般的な辛さで言うと2が中辛で3が辛口とのこと。
お店的には、少し辛めの方がスパイスが立ってよりその魅力を堪能できるのでまずは3をおすすめしているそう。
結構しゃばしゃばしたカレーです。
じっくり炒めた玉ねぎで食感を持たせてあります。
なすは「素揚げ」と書いてあったと思いますが、この感じは1度焼き目を付けているのかな?
ほのかに甘さを引き出しつつ、油を吸い過ぎておらず美味しくいただけました。
なす、プチトマトの他にピーマン、パプリカも入っていました。
カレーは辛口といっても口内への刺激はなく、ただ食べているうちに身体がぽかぽかしてくる程度。
辛さよりも強いのは「鹹さ」の方で、油をもう少し使った方がいいのではと本末転倒なことを考えてしまったりして(^^;)
ごはん、福神漬けを合わせてようやく味のバランスが「見えてくる」ような結構偏った味でした。
スパイスとしてはとにかくカルダモン推しで、もちろんこれがハマる方はいらっしゃるでしょうけどちょっと個性の強さに驚きました。
カルダモンの香りを覚えるのにはもってこいだと思います。
この手のトマトはデンジャラスなので、冷めるのを待ってかなり後半にいただいたので、全く熱さは気になりませんでした。
甘さや旨みに変化は見られず、普通にフレッシュなプチトマトを食べたような印象でしたねえ。
店員さんがとても多くて、手の空いた方にずっと監視されているようで居心地の悪さもあったように思います。
感じは悪くありませんし、活気もありますけどね。
お店を出る際パインアメと次回のラッシーサービス券をくださいました。
この辺りでいい機会があったらまた伺いたいお店ではあります。
雨もようやく止んで、ちょっと暑くなってきました。
外からも内からもぽかぽかして、汗ばんでしまいましたよー(^^;)