ランチの後は人形町で秘密取引。
楽しさでお腹いっぱいになった午後で、大満足で帰路に着きました。
が、
人形町 シュークリー。
行列のできるシュークリームのお店にタイミングよく行かれそうだったので寄って行くことに。
楽しさでお腹いっぱいになったとはいえ、美味しさは別腹です。
シュークリームの販売は1日3回で、9時半から約70個、12時と17時からそれぞれ約130個。
この時間に合わせて行列ができて、あっという間に売り切れてしまうのですよ。
この日はちょうど16時40分くらいに到着して、前から15番目くらいでした。
並んでいる間に希望個数を聞かれます。
シュークリームを詰めるのは全然間に合っていなかったので、先に個数を聞くのは行列を切るためだと思います。
今までも近くに行った際に何度かチェックしたことがあるのですけど、いつも完売の札がかかっていたのですよ。
今回初めて販売中の貼り紙を見られただけでも感無量でございました。
シュークリーム(240円)。
特別大きいとか小さい、重いとか軽いとかいうことのないボリューム感。
特徴は表面の胡麻。
ご主人が胡麻好きだったことから生まれたのだとか。
いただいてみると、生地はカスッカスで味気がありません。
特に買ってすぐ食べたときは焼きすぎた小麦粉とバターの嫌なところだけ残っている感じ。
時間が経つと、クリームに引導を渡されて主役の座を譲っているので雑味はややマイルドになっていました。
胡麻の香ばしさは最後にほんのりと。
クリームは味気のない「生クリームで薄め」てあるような印象で、「生クリームを加える」ことで増幅する乳脂の旨みや甘みが感じられませんでした。
バニラも力ない香り。
胡麻がちょっと珍しいくらいで、このレベルのシュークリームならどこにでもあるように思いました。
行列が行列を呼んでいるタイプのお店のような気がします。
美味しいシュークリームを求めてわざわざ訪問するほどのものではありませんが、人形町に来た記念に並んでみるくらいの使い方がいいのかもしれません。