ピッツァの後はふらふらと北上して、今週も四谷三丁目の珈琲店猫廼舎さんへ。
カウンターに座ってご主人にご挨拶。
先週話題に挙がっていた話の続きなどしながらコーヒーをお願いします。
ブレンドコーヒー(700円)。
こちらは2013年に閉店した大坊珈琲店の元ご主人が焙煎した豆ということで、大坊珈琲店独特の抽出方法を選択するメニュー風に注文。
5種類選択肢を用意された豆の量とお湯の量の組み合わせから選ぶのですよ。
カップも大坊珈琲店リスペクツということでオークラのものを使用。
有田焼にこだわるこちらのお店が所有する唯一のオークラだそうです。
猫廼舎さんではこの金メッキの縁があるカップが珍しいのですよね。
舌にまとわりつく苦み、香りも渋いです。
渋いですけど広がりのある感じ。
これはこれで素敵なカップですね。
高貴な気分になります。
結構長居しましたので、おかわりまで。
おかわりはご主人が焙煎したというモカを。
こちらはご主人らしい抽出で、より濃厚に入っています。
ひとくち飲んでどこかで覚えのある香りがしましたが、しばらく考えて・・・
イタリアのアーモンドが確かこんな感じでしたねえ。
ご主人曰く「モカの香りは杏子に例えられたりする」のだそうで、あながち外れてはいなかったのだと思います。
この日はあれこれとコーヒーの淹れ方を・・・本当にあれこれと質問しまくってたくさん教えてもらいました。
他にもこれまでの食べ歩きの話、これからの食べ歩きの話。
毎度毎度勉強させていただいています。
コーヒー代以外に講習代も払う必要があるのではないかと思うほど(笑)。
とても充実した時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!