この日のお昼は五反田へ移動。
何を食べましょう?
うどん?
いえいえ、左下に注目。
カレーの店うどん。
若気の至りっぽい青っぽさの香るお店ですが、オープンから16年目なのだとか。
若々しいです。
僕以外は常連さん、リピーターさんらしき玄人感の漂うスムーズな注文。
僕は噛みながらもギリギリ注文。
BGMは春ラ!ラ!ラ!からの狼なんか怖くない。
この辺りは予習で勉強した通り。
注文を受けてから丁寧に調理されたカレーが、順に登場。
季節のすーぷかれー(春)(1000円)。
「うどん」という店名ながら「カレーの店」ですが、厳密には看板メニューは「スープカレー」という2段階変化球。
季節毎の限定すーぷかれー、春はセロリ、アスパラ、しし唐、鶏ひき肉、小柱入り。
ひとくちスプーンで掬って口に入れると・・・、
なみなみ注がれたカレーがこぼれるが先か、汗がこぼれるが先か。
塩気は重厚感があってトゲはなく、トゲ感は唐辛子の辛みで武装。
汗がこぼれるのが先でした。
野菜はジャキリジャキリと強く食感を残したもの。
それぞれの個性ある香りがしっかり出ていました。
メニューを見ているときはあまり意識していませんでしたが、こう香りが立っていると意外な組み合わせであることに気が付きます。
動物性たんぱく質は、鶏ひき肉と小柱。
出汁としても魅力的な組み合わせですね。
スープカレーにしては塩気は穏やかで油も軽め、サラッと飲めちゃう感覚です。
塩気は強いといえば強いのですけど、野菜や肉、魚介の出汁でまろやかに角が取れています。
スパイスは、唐辛子と胡椒辺りのシンプルな辛さくらいしか印象には残らないのですけど、単調にも凡庸にもならずちゃんと厚みのある味わい。
じわじわ汗が滲んできます。
食材の出汁を活かしたカレーな気がしたので、季節ごとに来るのが楽しみになりそうです。
夏場に食べたら本当に汗が止まらなくなりそうですが(^^;)
塩の使い方がとても上手いので、暑い季節の塩分摂取には良さそうです( ̄▽ ̄)
また来ます。