15℃を出た後は5分と歩かないところにあるビストロへ。
開店時間の8時ほぼちょうどに到着。
path。
ビストロとはいっても、モーニングの営業をされていて、自家製のパンや焼菓子のレベルも高いと聞いていて気になっていたのですよ。
2015年12月オープンということですが、まだあまり知られていないのかお店を出る直前まで30分以上貸し切り状態でした。
途中テイクアウトのお客さんは少し来たかな?
メニューから気になっていたものを注文。
事前にネットで予習していたものより少し値上げされていたように思います。
お水はセルフサービスとのことで、自分で注いできました。
もう1品とこちらのLサイズをお願いしようとしたら「Lサイズは大きすぎると思う」と言われたので、Sサイズにしてみました。
先日のトラウマも効いていたかもしれません(^^;)
でもこれは本当に"S"UKOSHIのSサイズですね。
Lでもよかったかもしれません。
ケールは苦みはありますが、食べにくさは全く感じません。
キヌアは栄養価が高く、ダイエット向きであることで注目されている食材ですし、ザクロも美白や美肌、エイジングケアと美容効果が期待されるフルーツですね。
これは女子力が上がりそうです!・・・ん?
メインの一品はダッチパンケーキ 生ハムとブッラータ(1500円)。
メニューに記載のあった通り、注文から調理するということで30分ほど待ちました。
「器が熱いのでお気を付けください」とのことでした。
バランスの悪いお皿ですが、これごとダッチオーブンに入っていたのでしょうか?
「ダッチベイビー」「ジャーマンパンケーキ」などとも呼ばれる料理。
個人的には薄いクレープ生地の縁がフライパンの形に添ってせり上がっているような形のイメージを持っていましたが、これは違いますね。
もしかしたらせり上がった延長線上で、丸め込まれているのかもしれません。
「甘さは付けてありますが、お好みでお使いください」ということで、シロップも添えられています。
もともとの甘さは控えめですが、個人的にはシロップは使わないで全く問題ありませんでした。
中央にブッラータを入れて生ハムを被せてあります。
生ハムは軽く火が入っていたように思いますが、ブッラータはフレッシュなままだったと思います。
時間をかけているだけでなく、結構出し入れして行程の多い調理をしているのでしょうか。
まあ何だかんだ言って気になるのは生地ですよね。
パスッとナイフを入れると、中はもっちり。
断面はこんな。
表面は焦げっぽさがあって、甘みと塩気とちょっと味が強め。
中はクレープとかシュー生地とか言われますが、やっぱりそんな感じ。
「クレープとシューは違うでしょ」と言われそうですが、結構食感にムラがあるのですよね。
「ほんのり」とはいえ、生地の甘みとの対比でブッラータは酸味が立ってフレッシュさが強調されます。
それぞれは美味しいものの、必要性を感じるほどの組み合わせではなかったと思います。
最近ブッラータをいただく機会が増えてきた気がしますが、流行り始めていたりするのかな。
ちょっと絵面は悪いですが、要するにこんな感じで食べます。
先にも書きましたが、安定しないお皿なのでかなりカットしづらかったのがちょっと気になりました。
個人的にはダッチパンケーキをいただくのはまだ2回目だったということもあって、正直「こういうものなのかあ」という感想に終わってしまいそうではありますが、面白かったです。
いただけるお店が増えて比べられたりしたらもっと楽しめそうです。
他のメニューも気になるので、また機会さえあれば伺いたいと思います!
ごちそうさまでした!
帰りに、評判のいいクロワッサンも購入。
クロワッサン。
なるほど、こんな鮮やかな茶色があるのかという茶色ですね。
照りがあるのもちょっと特徴的。
パリパリパリッと小気味よく弾ける表面、中はじっとりじんわりバターの滲む仕上がり。
バターばかりが強調されていて、小麦粉の甘みなんかはちょっと物足りなかったようにも思うので、個人的に好きなクロワッサン1位、2位の牙城は崩せませんでした。
とはいえ都内の並み居る「美味しいクロワッサン」の中には間違いなく数えられる本格派のクロワッサンだったと思います。