この日は西日暮里スタートで、駒込のパン屋さんを目指しましたが開店時間になってもお店が開かなかったので断念。
日曜休みになったのかな?
落ち込んでばかりもいられないので、もう少し歩を進めて巣鴨へ。
フレンチパウンドハウス。
「日本一美味しいショートケーキ」で有名な、1986年オープンの老舗フランス菓子店。
当初は「フランス菓子ではない」という理由からショートケーキは置いていなかったものの、誕生日用などの注文を受けた際に作ったものの評判が口コミで広がっていつしか「日本一美味しい」と言われるようになったのだとか。
その後雑誌等のランキングでも実際に1位に輝いたりしている、ということですが、なんだか噂が噂を呼んだパターンなのかもしれません。
とりあえずイートインでいただくことに。
席数は結構多くて、テラスも合わせると50席近くあるかも。
ショートケーキのブランとルージュをとりあえず注文。
「ケーキは2つを1皿に乗せてもよろしいでしょうか?」と確認されたので、それでお願いします。
はい、なぜか2皿で出ました(笑)。
フォークの先端がお皿から出ている方がブラン、フォークの柄がお皿から出ている方がルージュです。
こちらはショートケーキのブラン(585円)。
お酒を使用せず、苺、生クリーム、スポンジのシンプルなショートケーキ。
もうひとつ見分け方としては、トップ縁の生クリームを丸く絞ってあります。
ここで区別するのが1番分かりやすいと思います。
生クリームは脂肪分がやや強めに感じるのっぺりとした舌触りで、開店直後であることも考えるとあまり質は期待できないのかも。
スポンジに苺果汁を打っているのだそうで、ほんのりピンクが滲んでいますね。
そのわりに苺、生クリーム、スポンジ相互の歩み寄りが感じられず、それぞれ独立したような印象。
甘さも控えめで、大人しくまじめなケーキという感じでした。
ショートケーキのルージュ(585円)。
こちらは生クリームに苺果汁とお酒が少量入っているそうです。
こちらのトップ縁の生クリームはこんな感じ。
このくらいの違いがなくてはスタッフの方も見分けられませんよね。
こちらの方が気持ち全体がピンクがかっているでしょうか。
お酒は香り付け程度、とのことですが、やはり生クリームの乳脂っぽさが気になってあまり華やかな香りは立っていなかったように思います。
個人的な印象としては、ブランとルージュでそれほど違いがない気がしたのですけど、味の分かる方には分かるのでしょうか?
また個人的には「日本一美味しいショートケーキ」だとは思えませんでしたが、その辺りは好みの問題でしょうね。
どの辺が評価されているのかなあ?
イートインは空いてさえいれば素敵な雰囲気だったので、デートなんかにはよさそうだと思います。