5月28日(土)、早くも5月最後の週末となったこの日。
前日は早めに寝たのですけどなぜだかちょっと眠い目をこすりながら築地へ。
土曜の最初はとりあえず高はしさんに並びます。
いつものみなさんに加え、この日はちょっと珍しい方もいらっしゃって楽しくお話していたらあっという間に2時間近く経過して開店時間に。
店前のメニューを見てある程度注文は考えて席に着きますが、この日は店内に外にはなかったメニューがちらほらあって悩みに悩みました。
といっても悠長なことも言っていられませんから、えいやっと決定!
まずは多くの方が注文なさっていた天然真鯛刺身~湯霜造り~(軽め)。
前日に「明日タイの刺身が入荷予定」との情報があったのに外のメニューには書かれておらずちょっとドキドキしましたが、無事にありつけました。
キラキラギラギラ。
皮を引かずに湯霜にしてあります。
くっきりと立った鱗の痕跡が美しいです。
塩をして水分の抜けたところへさらに湯霜でさっぱりとした仕上がり。
キレのある旨みが上品に煌めきます。
デフォルトの塩気だけで十二分に事足りるいい味の刺身でした。
続いて骨入れの器をいただきまして、やってきたメインは・・・
真鯛かぶと煮付け(3000円)。
シャキーンと登場。
刺身の厚みからも感じましたが、かなり大きな鯛のようです。
以前いただいた際はヒレが直立して花開いていましたが、今回はビシッと決まっています。
多種多様な部位が集まっているかぶと。
どこを突ついても美味しいでしょけど、どこからいただきましょ。
カマの辺りはほどよく脂が乗りつつ、よく動く部分なので筋肉的な締まりも。
魅力的な厚みのある皮目を割いて現れた白身は・・・
こんな感じ。
ふわふわしっとりな食感で、まっすぐな旨みの強いこと強いこと。
ご覧の通り、濃い目の煮汁ですが白身の旨みが勝って感じられるほどの力強さです。
この辺りはどこを取っても皮目が分厚くぷるぷるなゼラチン質が付いています。
かぶとって久しぶりにいただきましたが、やっぱりこの辺りが大きな魅力ですね。。
ちゅるん、とろん。
黙々と余すことなく、心残りのないように食い付き吸い付きいただきます。
真鯛は、刺身もかぶと煮も高はしさんでは登場する機会がかなり限られているメニューなので、今回はタイミングよくいただけてよかったです。
鯛×鯛の朝ごはん、大満足でごちそうさまでした!