この日は千葉からはるばる横浜へ移動して、半年ぶりの中華街遠征です。
前回体調不良で欠席された方がいらっしゃったので、リベンジマッチを固く誓い合っていたのですよ。
1軒目は前回の経験を活かして・・・
金陵。
自家製の炭焼叉焼をはじめ、牛・豚・鶏、さらにはあひる、モツ類が人気のお店。
一見テイクアウトだけのお店に見えますが、階段を上がった2階でお食事もいただけます。
「前回の経験」というのも、前回は満席で断られること2回、ようやく入ることができた頃にはすっかり品薄になっていて涙を飲んだのです。
今回は張り切って「11時の開店時間」前に着いたつもりでしたが、どうやら11時半開店だったそう・・・(苦笑)。
少しふらっと散歩して戻ってきたら1組団体さんが開店待ちをされていたので、後ろに付いて2番手で店内へ。
注文はほぼほぼ迷わずサクッと決定。
生キュウリ(小)(600円)。
にんにくの効いた醤油ダレのかかったキュウリ。
叩き割ってモソッとした独特の食感もクセになる、やみつきになる、無我夢中になる。
口直しでいただくつもりが、メインが出る前に完食!(笑)
肉の盛り合わせ(小)(3200円)。
前回注文が叶わなかったこの1皿。
当初何にも知らない僕は「大にします?小にします?」などと口にしていましたが、大はこの倍あるそうです(苦笑)。
中心は家鴨。
皮がバリバリ、脂が味濃く、美味い美味い、美味いが強い。
骨があるので気を付けていただきます。
手前から豚タン、食紅の赤が眩しいチャーシュー。
サクッと歯切れのいい豚タン、ジャキッとジューシーなチャーシュー。
皮付き焼豚、焼き腸詰。
皮付き焼豚は、「食べたことがある」「見た目にはっきり分かる」というこちらに優位な好条件が揃っているにも係らず軽々想像を超えていくバキバキと強い食感。
腸詰は八角も効いていたかな。
ちゃんと向こうの香りという感じ。
ハチノス、レバー、蒸し鶏。
ハチノスはトリッパとも呼ばれて西洋でも使われますが、下処理が違うとガラッと異なる印象になりますね。
脂っぽさがなくさっぱりしています。
レバーはギュッと詰まってしっとりとけます。
味は濃厚。
蒸し鶏は滑らかな舌触り、シンプルな塩気と鶏の旨み、さらに葱の香り。
いやあ、豪華豪華。
1軒目から大満足です。
次のお店の相談などしながらサクッと食べ終えてお店を後にします。
何度来ても感動に慣れることのない極上のお肉をいただけるお店ですね。
実は「29(肉)の日」だったこの日の幕開けにぴったりの一皿でした。
ごちそうさまでした!