さてさて、気になっていたパフェをいただきにパティスリー・ビヤンネートルさんへ。
月替わりのパフェはチェックするようにしていますが、訪問するのは1月以来2度目です。
開店時間の11時は過ぎていましたが、先客はありませんでした。
店頭で注文、会計を済ませて席へ。
セットで付くドリンクは狭山茶の初摘み新茶の冷茶をお願いしました。
淹れてから長時間冷やしてあるようでキンと冷えていました。
甘みや香りはほのかですっきり。
狭山茶の初摘み新茶のパフェ(1080円)。
お茶をフランス菓子に使うのって難しい気がしていて、人気パティスリーのパティシエがどう使うのか興味があったのですよ。
生クリームに振りかけられた抹茶、これは香りが活きます。
スグリの実は凍らせてありました。
抹茶のアイスもしっかり凍らせてあって、氷の繊維を束ねてあるような食感。
家庭用冷蔵庫で作ったアイスが何日か経つとなるような仕上がりで、昔懐かしさを感じることができました。
香りよりも食感と冷たさを味わうアイスといった印象。
新茶のゼリー、抹茶のソルベは香りよりも甘さを際立ててあります。
甘くて冷たいものを食べたいときにはいいかもしれません。
シュトロイゼル、木苺餡、フルーツのマチェドニア、バニラアイス。
作り手の方は美味しいアイスを召し上がったことがあるのでしょうか。
美味しいフルーツを召し上がったことがあるのでしょうか。
美味しいお茶を召し上がったこと・・・はさすがにあると思いますが。
それらに対して胸を張ってこのパフェを提供しているのでしょうか。
胸を張っているのだとすれば、そのメンタリティには感服するばかりです。
もしまだ召し上がったことがないとすれば・・・それは何か、分かりますか?
のびしろですね。
毎月新しいレシピを考えるのは大変なのだろうなというのがひしひしと伝わってくるパフェでした。
僕はしばらくは訪問しなくていいかなという気になりましたが、僕の中のリトル65が食べたい月替わりのパフェが登場したらまた伺うかもしれません。