暑かったこの日はかき氷を食べに行こうと北品川へ。
歩いたのは五反田からなので距離はありませんでしたが、さらに身体が火照りました。
いちょうの木。
1979年創業の老舗喫茶、奇抜ながら絶妙な組み合わせのトッピングをしたかき氷で人気のお店です。
お店に着くと7人ほどお待ちのお客さんがいらっしゃいました。
回転はあまりよくなく、入店まで1時間弱かかったと思います。
さらにさらに身体が火照り、かき氷気分が高まります。
メニューが豊富で、どれも想像のつかない奇抜なものなので色々気になりましたが、とりあえず事前リサーチで気になっていたものを注文。
すいかザクロ酢(700円)。
ザクロ酢、すいか、カラメルソース、白あん、ドライマンゴー、水まんじゅう(?)、アーモンド、たべっこどうぶつ。
噂には聞いていましたが、青の使い方が唯一無二、カオスなかき氷です。
カオスという意味では、添えられた枝もいちょうというわけではありませんね(笑)。
多分この青いのは別メニューでも使われているもので、意外と和菓子系な食感の水まんじゅうの外側に近いもの。
ぷるっとしつつしっとり、そして少し舌にざらついてとけます。
たべっこどうぶつに関してはただの「飾り」で「のせたくてこうなった」だけだそうです。
この白く見えるソースが白あんということなのかな?違っていたらごめんなさい。
どこから掬っても餡のざらついた舌触りと温かみのある甘みが感じられて、これまた想像以上に合うのですよ!
これすごく美味しい!
中腹にはカラメルソース。
これと白あんの組み合わせも圧巻、味に深みが出ます。
甘い×甘いの組み合わせですが、子供っぽい味にならないのが上手ですね。
スライスアーモンドで食感も加えて。
かなり味の忙しい印象ですが、変化に驚き、奇抜でない意外にも王道なちゃんとした美味しさ。
これは俄然他メニューも気になってきます。
そして仕上げは底のザクロ酢。
結構底が深いのでたっぷりな量使われているようです。
フルーティーな香りと穏やかな酸味でさっぱりと〆ます。
天然氷ではないので底に近い辺りはかなりキンキンに冷えていますが、これはこれでかき氷の醍醐味かな。
奇抜なメニューが多くて身構えてしまいますが、何の違和感も感じない美味しさでした。
特に全体にかかる白あんの味わいが印象的で、またすぐ食べたくなります。
全メニュー制覇までの道のりはかなり長くなりそうですが、ちまちま進んでみたいです。