築地を離れて用事を済ませた後、ランチは八丁堀へ。
せっかくですからこういうときしかいただけない平日限定ランチをいただきましょうということでシュングルマンさんへやってまいりました。
ジビエをいただきに夜に伺ったことは2度ありますが、人気のランチもずっと気になっていたのですよね。
1番乗りで案内していただいて注文を済ませると、すぐにお冷とアミューズのポタージュが出てきました。
開店待ちは僕だけでしたが、オープン後は続々とお客さんがいらっしゃいました。
平日ランチですから、近所で働いている方の昼休みの時間なのでしょうね。
ポタージュは甘い甘いとうもろこしの風味。
粒感の残った食感で、生クリームでコクのある仕上がり。
続いてドレッシングとマスタード、トムヤムクンのソースが登場。
ウキウキ感が高まりながらメインのお肉を待ちます。
大人のお子様ランチ(Lサイズ)(2200円)。
「ニクラシイ?」の異名も持つ肉盛りだくさんのプレートランチ。
下は女性限定のSSサイズから4種類用意がありますが、漬け仕立ての短角牛ロースが付くLサイズをお願いしました。
こんなモリッモリですが・・・
一応「お子様ランチ」という体です。
熟成短角牛入りハンバーグ、
大仙鶏~フリット ネパール産有機スパイスのソース、
サルシッチャ~フェンネルを効かせた自家製、
もち豚ロース~塊で焼き上げて、
漬け仕立ての短角牛ロース、
「傾奇者」のナポリタン。
いやいや、盛りだくさんすぎてどこから食べたものか悩ましいところですが・・・
熟成短角牛入りハンバーグ。
低脂肪な赤身に特徴のある短角牛を使ったハンバーグ、丸っとしているので見た目よりもボリュームがあります。
赤みを残した焼きで、肉汁が溢れ出します。
肉々しさを感じられるハンバーグでした。
大仙鶏~フリット ネパール産有機スパイスのソース。
かなりの大きさの鶏もも肉にカレーソースがかかっています。
鶏は皮目が付いてジューシーな仕上がりですが、鶏自体の味は弱かった気がします。
サルシッチャ~フェンネルを効かせた自家製。
ぶちっと弾けてこちらも肉汁溢れる仕上がり、ぶりっぶりっとした歯応え。
フェンネルの香りが爽やか。
もち豚ロース~塊で焼き上げて。
これが1番ごっつかったように思います。
意外にやわらかなお肉ですが、最後は歯応えがあってジャッキリと噛み切ります。
脂が多めなので下味は強め、他方で肉の味もしっかり感じられました。
「肉の2倍の量の野菜を食べなさい」とは昔からよく言われたものですが、さすがに2倍はないもののキャベツはまあまあの量。
手前に写り込んでいる緑のペーストはアボカドか何かかなと豪快に口に入れたところ、これが実は西洋わさびのかなり強烈な辛みのもので・・・
喉から食道にかけて、火が着いたかと思いました。
漬け仕立ての短角牛ロース。
表面を炙って漬けにしてあります。
漬けダレが比較的さっぱりした味わいなのか、見た目より食べやすい印象でした。
これだけレアな仕上がりだと「肉食ってる」感がすごいですね。
「傾奇者」のナポリタン。
もっちもちの太麺に食べ慣れたナポリタンらしいトマトソース・・・かと思いきや、タバスコ系のピリピリが結構強め。
でもこの時点ではもう辛さには動じない身体になっていました。
お子様ランチ感が強かったのはこれかもしれませんね。
辛みがビリビリ残るので、「大人の」と付けるのは必須ですけど。
カレーソースをまとっているのは茹で卵。
写真は半個分ですが、もう半分も隠れていました。
このボリュームのプレートに卵も丸々1つ付いていたというわけです。
いやー正直1回でいただく量としてはかなり多かったです。
3回くらいに分けていただきたいくらいでした。
ちょっと火入れや味付けが雑に感じられるところもありましたが、かなりいい肉を堪能できるところもあり、全体としてはコスパ抜群のランチだったと思います。
とりあえずランチは1回いただけたので満足しました。
また夜のレギュラーメニューなんかも気になりますね。
誰か誘ってみよう。