この日はやじ満さんだけで帰るつもりが、結局高はしさんに行った上にフォーシーズンさんにも寄ってしまい結局いつも通り・・・というかやじ満さんに行った分いつも以上に充実した土曜日なってしまいました。
いつも以上に充実した土曜日になってしまったなあと思いながら駅に向かいましたが、悪魔のささやき天使のいざないに乗っかっらせていただきまして久しぶりに河岸頭さんにお邪魔することに。
随分久しぶり・・・振り返ると今年に入ってからは初めてですね。
カウンター1番奥の席にスタンバイします。
開店と同時に席が埋まります。
前回来たときは若い店員さんが複数名いらっしゃったと思うのですけど、今回は主力メンバーのみに戻っていらっしゃいました。
さすがに忙しそうですねえ。
まずは刺し盛りから。
写真は2人前です。
左から真鯖、鰆、めかじき、いさき。
真鯖はこの時期としてはしっかり脂の乗ったもの。
鰆、いさきは炙った皮目の香ばしさがそれぞれ独特の香りある脂の味わいに変化を付けていました。
めかじきはちょっと特有の水っぽさは感じますが、くちゅっとした歯応えと、後から後から広がる脂が香り高く残ります。
まぐろ、クエ、金目鯛、いか、平目、鯵。
まぐろもこの時期としては十二分に脂の甘さの強いもの。
クエはイメージよりもやわらかで旨みもまずまず。
時期としてはやはり鯵が身の強さ、すっきりした香りが印象に残りました。
河岸頭さんのお刺身はどの季節でも最低ラインはかなり高めに設定されていて、その上で季節によって突き抜けたネタがあるのですよね。
毎度「安心して」楽しみに、期待して訪問することができます。
さすが「刺身bar」を名乗るお店ですね。
メインディッシュはクエの兜煮。
小振りのクエなので、1人1尾分ずついただきます。
甘辛の煮付けに白髪ねぎ添え。
小さいとはいえ凶悪な顔付き。
ぷるぷるな皮目がたっぷりで嬉しいです。
下アゴがかなり硬かったので断念したことも念のためご報告させていただきます。
身はシコシコ。
しっかり煮込まれて脂は抜けているのですけど、嫌なパサつきは全くなく筋肉質な身質、濃いめの味付けの中でも抜きん出た魚の旨みで、他の魚では味わえないクエの力強さを堪能することができました。
思い付きで付いてきてしまいましたが、こんなに贅沢にクエをクエるとは!
すっかり豪勢なランチになってしまいました。
お誘いいただきありがとうございましたー!