8月1日(月)、8月になったので月イチの寿司大さんへ。
今回は0時半で先頭、1巡目が埋まったのは2時台だったと思います。
この時期は夜中の気温はちょっと暑いくらいで、凍えて震えながら待つことになる冬場に比べるとウンと楽ですねえ。
今月もお願いしますー♪
並んでいるときから薄々感づいていましたが、この日の1巡目は日本人3人、海外からのお客様が10人という比率でした。
サマーバケーションですねえ。
まずは煮とこぶしから。
握りも好きなのですけど、今回はツマミで。
食べやすく4つにカットしてあります。
貝の甘みも然ることながら、肝がえげつない強さ。
棍棒でドスッと打ち付けるような重い一発感のある力強い旨みです。
この日のオススメを伺っていると、ツマミより握りが良さそうだったので早速ここから握りへシフトします。
季節の新子と、この日は小肌もあるとのことでしたので両方お願いしました。
新子は4枚付け、小肌はご覧の編み込み系。
前回の6枚付けと比べて、魚自体の脂の味も少し分かります。
つるんとした皮目の舌触りがやはりいいですね。
小肌は編み込みしてある分もありますが、魚自体かなりの厚み。
〆が強めでさっぱりとして味わいですが、魚の味もさすがにしっかりしています。
冷ましながらちまちまいただきます。
海外からのお客さんは不思議そうな顔で召し上がっていた印象。
香りを嗅いでいる方がちらほらいたのですけど、海苔の香りが気になったのかな?
季節の鰯とオススメに従ってごま鯖。
鰯が見るからにすごい脂で、豚バラでスープを作った翌日みたいな脂の層ができています。
鰯。
濃さはあるもののスッととける軽やかさ。
光り物らしさの強く出た香りを残して消え行きます。
鯖。
軽い〆でほとんど生に近い感じ。
ごま鯖は脂が少ないものの、香りが強く出るのでお寿司には向きますねえ。
ここでお椀をいただきます。
海外からのお客さんにはお味噌汁はやや塩気が強く感じられるそうでした。
美味しいんだけどな。
マグロ赤身漬け。
冷凍かとは思いますが、ざらりとした舌触りに濃厚に融ける食感が抜群にいいですね。
味も濃いです。
アオリイカをマヨ七味で。
本当はゲソをお願いしようと思ったのですけど、アオリイカはゲソを使わないのだとか。
というわけで、普通にアオリイカを握ってもらってマヨ七味にしてくださいました。
焼いた方が合いそうですけど(笑)。
でも面白いだけでなく、十分美味しくいただけました。
シャクッとした歯切れとねっとりした舌触りの調和の取れたバランス。
最後に赤貝を。
ジャッキジャッキ強い歯応え、磯の香りが口いっぱい充満します。
食感としてはシャリと馴染みにくいネタですけど、この香り、甘みはお寿司によく合うのですよね。
最後の1貫ってその日の印象を決めることになるので、脂の乗ったもの、さっぱりしたものなどを選ぶことが多いのですけど、貝終わりも結構好きなのですよね。
今回も楽しく美味しく過ごさせていただきました。
聞いたところによると、僕の訪問後に夏の素敵なネタが始まったりしているようなので、今月はまた伺おうかなあなどと画策しております。
またよろしくお願いします!