8月10日(水)、この日は朝から遠出する予定でしたが、前日の夕方になってこの日高はしさんでシーズン最初の新さんまが出るという情報が!!!
予定変更!
というわけで朝イチの高はしさんへ。
お盆休みが近いからか、さんま人気の表れか、開店前から店前には結構人が並んでいました。
「65さん、今日は何にしますか?」
さささんまを!さんまをお願いします!と食い気味に注文。
焼くのに少し時間がかかりますが、だんだんとさんまの脂の焼ける香りが強くなってきて気分はすっかりアゲアゲです。
むっっはーーー!!この香りだ!!!
新さんま塩焼き(2000円)。
高はしさんでは「黒騎士」の異名を持つ、特大で脂ノリノリの新さんまを真っ黒に焼き上げるのが定番ですが、まだ出始めなので「小さい」もののようで焼き目も軽め。
焼き方自体が変わったような気もします。
今年のさんまは検査漁の結果などから「不漁」の予想が出ていますが、あくまでも数が少ないという話なのかな。
値段は下がりにくいかもしれませんが、いいモノがないという話ではないかもしれないので注意深く見守らなくてはいけませんね。
こんなに早く高はしさんで出していただけるとも思っていませんでしたし。
そもそも予想が当たるかどうかも分かったもんじゃありませんからねえ。
大根おろしと、これはレモンだったかな?
焼き魚には基本的によく合うアイテムですが、脂の強いさんまにはこれらのさっぱり系が特に合いますよねえ。
皮目が皮下脂肪に浮いているようなピーク時のさんまとは違うものの、思ったよりはしっかり脂が入っていました。
チャリチャリ皮目が割れる香りが一段と、さらに一段と膨らみます。
肝の何とも綺麗なこと。
やはりこちらも肝を覆う脂の層が少ない・・・というより「ない」と感じられるほど。
脂の甘みがない分、肝の味がはっきり出ています。
身自体には結構脂が入っていましたが、皮下脂肪であったり肝周りであったり最も脂の乗っている時期にこれでもかと脂を蓄える部位の脂がまだすっかりなかった印象。
焼き魚としてはちゃんと美味しかったですし、さんまの香りもしっかり感じることができましたが、「さんまの塩焼き」としてはまだまだこれからですね。
とはいえ、この時期にいただいておくからこそピーク時の「突き抜け」感により一層興奮できるというもの!
いやー、高まってきました!
今年もよろしくお願いしますっっ!