この日は久しぶりに若林のパリの空の下さんへ。
もともと伺う予定にしていましたが、ちょうど先日il tramでご一緒したMさんに「連れてって!」と言われたのでご一緒することに。
「連れてく」というほどのことはできませんが、お話しながら楽しく待たせていただきました。
肉を入れすぎたステーキサンド(950円)。
読んで字のごとく、「ステーキ」を「入れすぎた」サンドイッチのようです。
火入れの妙。
表面の「焼き」と芯までの熱の「入り」、香りと味が無限大に引き出されているような、このお肉の持つ全てを余すことなく味わっているような感覚。
豚フィレスーヴィット(650円)。
お店の定番、真空調理でじっくり表面から中心まで均等に火を通してあるそう。
一切ストレスがかかっていないかのように、赤ちゃんの肌のようなつややかさ。
「豚の味」の純粋無垢な部分が、さらに研ぎ澄まされたようにストレートに感じられます。
しっとり優しい歯触り。
ジャンボンドパリ(750円)。
恐らくお肉は自家製で腿肉で仕込んだもの。
この日は「メディティラネ」、つまり地中海風なのだそうで、数種のハーブが使われているようでした。
脂がなくさっぱりとしたハムに華やかな香り。
クロワッサンボルドレーズ(400円)。
シェフのブログで「おもしろクロワッサン」と銘打たれていたこの日登場のクロワッサン。
生地の34%のしっかりした層を2層、32%をおはぎの要領で半殺しにして仕込んだそう。
あくまでも個人的な感想ですが、「潰した」と分かるような食感ではないのですけどはっきりと「いつもと違う」のが面白いです。
見た目は層がくっきりしていますが、食べると層を感じずバターロールに近いような。
バターの香りも生地全体から浮いている感じというか、いつも以上に目立っていたと思います。
クロワッサン(400円)。
こちらはプレーンのクロワッサン。
焼きたてほやほやを購入したので、持ち帰る間に向こう側の「尻尾」が立った状態になってしまいました。
こちらは層にぶりんぶりんという弾力があって、粉とバターのガッチリと噛み合った味わい。
「ああ、やっぱりボルドレーズはいつもと違ったな」と確認できた気がします。
クイニーアマン(350円)。
幸い残っていたので購入できました。
むふふ、幸せの味。
パンドミ(800円)。
こちらは2本残っていたので2本購入。
小分けにしてちまちまいただく幸せな毎日です。
なかなか伺えず悔しい限りですが、また機会さえあればすぐにでも伺いたいと思います。