新店も開拓してみましょう、ということで次のお店は・・・
南粤美食さん。
2016年6月オープンの、広東料理のお店。
品数は絞られていますがそれでいて他店にはないメニューが並んでいたりして、ちょっと異彩を放つ存在かも。
「オープン当初はお店の方の日本語が拙かった」
なんていうエピソードも、期待が高まる要素になる雰囲気です。
混んでいて入れないかと思いきや、2階席もあるとのことでこちらも並ばずに着席。
名物メニューを中心に注文を決定します。
丸鶏の塩蒸し焼き(半羽)(690円)。
まず登場したのがお店の名物のこちら。
ちょうど2倍の価格で「1羽」というのもあって、
「足りなかったらもう半羽頼みましょう」
という気持ちで頼んだところ「半羽」で十分なボリュームでした。
注文時に店員さんから「結構しょっぱい」と聞いていましたが、
なるほど、なかなか。
身は締まっていますが固くなりすぎず、
乾いた皮と、その下のトロッと融けた脂のコントラストが、体験したことのない食感。
乾物を食べているのにも近い感覚で、とても面白かったです。
じわじわみなさんクセになってきて、この日イチだったという声も。
持ち帰りも出来るそうなので、その辺りも気になったほどでした。
空芯菜の炒め(780円)。
「季節限定」と書いてありましたが、この日は注文できました。
ストローのようになっている空芯菜特有の形状でジャッキリ、ジャッキリといただきます。
味は中華街らしからぬ「よくある塩炒め」な味付けで逆に新鮮でした。
スペアリブの炭火焼(780円)。
「ごっつい骨丸ごと出されたら5人で分けにくいなあ」と不安半分で注文しましたが、全く問題ありませんでした♪
甘さが勝った味付けで、香辛料もそれほど感じませんでした。
クセがなくて食べやすいといえば食べやすく、これも逆に個性になっているかも。
期待を裏切らない「個性」がありました。
今回で満足、というよりも「また来たい」と思わせてくれるお店だったと思います。
丸鶏の塩蒸し焼きは次回もいただきたいな!