まだ続きます。
続いては1年前もいただいた季節物をいただきに、大通り沿いの一楽さんへ。
2階の窓際にあるテーブル席に着席。
今回のお目当ては上海蟹。
前回は酔っ払い蟹をいただきましたが、今回は「丸蒸し」を注文。
酔っ払い蟹はすぐに出ましたが、丸蒸しは調理に時間がかかるので少し待ちました。
活き上海蟹の丸蒸し(2500円)。
満を持して登場。
店員さんがハサミを使って上手に解体してくださいます。
ちなみにその店員さんですが、
フィンガーボウルとして出されたお茶を飲んでしまったAさんに対して、
すかさずツッコミをハサミ込むという切れ味鋭いテクニックまで披露してくださいました。
「これは飲まないでくださいね」とさりげなくフッておいてしたたかに狙っていたのかもしれません。
そう、したたカニ。
もちろん「大丈夫、ちゃんと飲めるウーロン茶を淹れています」というフォローもありました。
丸蒸しを注文するとオスかメスか選ぶことができました。
僕は「ミソが多い」というメスをチョイス。
オスは「白子が入っている」そうです。
この、ミソが濃い!濃い!濃い!
ポリッと崩れてほろほろ口に広がる内子の食感と独特の旨みもさることながら、
全体を支配するミソのコク深さといったら。
白子もいただいてみないと分かりませんが「ミソ多め」は大当たりだったなと感じました。
食べ辛いイメージのある蟹ですが、ここまで解体してもらったら後は食べるだけ。
ミソの後にこちらを食べることになるので、
若干味わいが弱くなってしまうのは否めませんが、
それでも身が思ったよりも多くて食べ応えがありました。
美味しく楽しい時間を過ごすことができました。
さてさて、次は・・・