11月23日(水)、勤労感謝の日だったこの日。
夜はお誘いいただいていたので、そちらに照準を合わせて散歩します。
このところ「美味しいあんこ」が頭の片隅にあったのと、
いよいよ冬らしくなってきて「おしるこ」が恋しくなったのが重なって、
途中、押上のあんみつの深緑堂さんに寄り道していくことに。
4月に初訪問して以来2度目ということになります。
先客は2名、やや年齢の高めな男性おひとり様×2でした。
ご主人との会話が、下町の蕎麦屋やおでん屋談義で、なんだか粋でした。
注文はしるあんセット(1100円)。
あんみつと小しるこのセットですね。
あんことおしるこを両方食べたかったので、自然と決まりました。
あんみつはフルサイズ。
寒天、あんこ、お豆、白玉、杏子、クルミ、すぐり。
シンプルですが彩りがいいですね。
あんずが酸味のある香りや、とろりと濃厚な食感に意外性があって印象に残るのですよね。
舌触りなめらかな白玉は、かなり目が詰まって感じられました。
こしあんは水分量多めですが、香りはぼやけず。
サラッととろけます。
塩気が欲しくなるところで、お豆が抜群にいい仕事します。
突出した特徴があるわけではないものの、香りも食感もバランスの取れた仕上がり。
途中からは黒蜜もかけて。
「コクがありまろやかな波照間産と苦みが効いた西表島産の黒糖をブレンド」しているそう。
キャラメルにも似たシャープなキレのある風味でした
セットのおしるこはハーフサイズ。
フルサイズだとお餅が2つ入りますが、こちらは1つ。
火傷しないように、入念にふーふーしながらいただきます。
あずきの素朴な香りがよく出ていて美味しいですねえ。
お腹の内側から温まる気がします。
口直しの塩昆布。
甘いのを食べた後に温かいお茶と合わせていただくと、和みますねえ。
話し相手がいたらいつまででもしゃべっていられそうな気持ちになりました。
がしかし、この日は次の予定がありますのでササッとお店をあとにします。
ごちそうさまでした!
蕎麦とおでんを食べたくなっちゃったな!