12月17日(土)、この日は珍しいメニューが出るとの噂があったので、土曜日ですが米花さんへ。
ちょっと早めの時間でしたが、Jさんの許可を得て店内へ。
おはようございます!
Jさんが「まだ大分待つからね!」と仰る傍ら、厨房からKさんが早速持ってきてくださいました。
これこれ!これを食べに来たのですよ!
なんと!豪勢なあんこう入り味噌汁。
解体した後のあんこうの写真を、Jさんがツイッターでアップしていらっしゃったのですよ。
米花さんであんこうをいただくのは初めてだったと思います。
常連さん方に伺うと、過去にはあったそう。
たっぷりの白菜とネギの周りに背脂のように浮かんでいるのは、もちろんあん肝!
ちょっとこってりした口当たりになります。
天地返しをしてみたものの、あんこうの身はこれだけでした(^^;)
後で召し上がったみなさんに伺ったところ、結構色々な部位が入っていたそうなので、
これはもう運次第ですね。
アッツアツのお味噌汁に苦戦している隙に、鯖味噌も登場。
あんこうがメインではなかったのね。
そしてやっぱり鯖味噌は半身。
最近はサラッとした煮汁のこともありましたが、
この日は米花さんらしさの片鱗の見られるとろみ。
最後に登場したのは、「もういくつ寝ると」なお正月を思わせる昆布巻き
。
この時期恒例で登場するメニューですが、何日と提供されるわけではないのでタイミングよくいただけてよかったです。
結構楽しみにされている方が多いのですよね。
よろコンブ!というのがおせちに入れる由来だとか。
「養老昆布(よろこぶ)」で不老長寿を意味したり、
「二親(ニシン)」と「子生(コブ)」で子孫繁栄を意味したり、
とにかく縁起のいいお料理ですよね。
年末年始になると昔からの伝統ある食べ物をいただく機会が多くて、
そういうのも会話の種になって食事が楽しくなりますねえ。
とにもかくにも、大変美味しくいただきました。
ごちそうさまでした!