lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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荻窪の「ねいろ屋」で中山栗ミルク。

冬の間に食べておきたかったかき氷があるので、荻窪へ。
 
冬にかき氷、というと驚かれる方もいらっしゃいますが、ソースに使うフルーツなどの素材は季節感がありますから、
冬しか食べられないかき氷メニューも少なくないのですよ。
 
ねいろ屋さん。
本気でかき氷を提供するラーメン屋さん、"かき氷のみ"で注文できる時間帯は限られていて、
この日は16時~とのことでしたので、時間を合わせて伺いました。
 
お目当ての品をメニュー表にみつけて、ひと安心。
「残り少なくなっています」といった表記も添えられていたので、この日伺って正解だったようです。
 
中山栗ミルク(1200円)。
愛媛県の中山栗という銘柄栗を使用した濃厚な栗ソースがとっても魅力的。
 
素朴なのにインパクト大です。
 
器も毎回楽しませてくれるねいろ屋さん、今回は丼での提供ですか。
 
個人的には初めてかと思います。
 
ソースはこんな。
モンブランに使われている中山栗はいただいたことがありましたが、もっと黄色のイメージがあったのでこの淡い小豆色というのはちょっと意外に感じました。
食べてビッ栗なのは、結構印象的に"塩"を効かせていること。
 
和栗は風味が弱いので、スイーツに入れようと思うと結構甘みを付けないと活きにくい素材なのですよね。
だから栗のスイーツって、どんな砂糖を使うかが重要になっていることが多いと思うのですけど、
こちらは甘さを抑えたところへ、塩を加えてグッと甘みを引き上げるような仕上がり。
 
これは面白かったです。
 
中にも栗ソースが仕込んであって、間が"ミルク"なのを合わせて考えると、モンブランに近い構成になっていますね。
 
全体のバランスとしては、甘いミルク氷の比重が大きいので、栗の香りは食われてしまっている感がありました。
個人的にはミルクなしの普通の氷でいただいてみたい気もしましたが、
他のメニューではミルクと普通の氷と選べたりするにも係らず、中山栗は選択肢がなかったので、検討した上での決定なのかもしれませんね。
 
栗色、かな?
 
栗のソースはクリームなどは加えていないのではないかと思いますが、濃厚ながらさっぱり軽い後口でとても美味でした。
今回伺っておいてよかったですし、今後も油断せずに気になるメニューを押さえに伺いたいと思います。

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