お昼は高はしさんへ。
お店に到着したときは5,6人並んでいましたが、ちょうど入れ替わりのタイミングだったようでスルスルっと入店できました。
3代目によると「仲卸の見学は10時以降」というルールができて以来、10時以降のお客さんが減っているのだとか。
おかげで僕もほとんど待たずに入ることができたのかもしれませんね。
注文はこの日から始まった桜ます塩焼(シモ)(3000円)。
部位は身(3500円)、カマ(4000円)の3パターン用意されていて、この時点で身、カマは売り切れていました。
ちなみに、僕がお店にいる間にシモも残り1人前になっていたようです。
手前にひとひら散っていますが、"桜ます"という名前に負けることなく、春爛漫な魚ですよね。
淡くもあざやかな桜色に、さわやかな香り。
シモは脂乗りは1番控えめで、ボリュームは最重量級の部位と言っていいと思います。
過去にも書いていますが、個人的には桜ますはシモが1番好みなのですよね。
どのアングルで見ても素敵。
熱いうちに早速いただきましょう。
お箸を入れて断面を拝見、お花見とまいります。
アラ!きれい!
「桜ます」の名前の由来は、桜の開花と時期が被るからという説もあるそうですが、断面を見る限りはこの桜色からきているという説が俄然有力に感じられます。
ほくほくで、サケマスにしては軽やかな香り。
旨みと合わさると、その香りに力強さが加わります。
身やカマに比べると、シモの部位の中での味や食感の違いは小さいものの、
やはりかなり広いサイズで取られているので要所要所に違ったポイントもみつけられて楽しかったです。
桜ますは、お店イチオシの魚で、常連さんにもファンが多いのですよね。
来週、あわよくば再来週までこの活気が続きそうだなと想像しながら、ごちそうさまでした!