霧のような雨と格闘しながら、ふらふら散歩して浅草へ。
微妙な天気ではありましたが、時期が時期なので桜を見にいつも以上の人出だったように思います。
僕は"サクラ"違いで、グリル佐久良さんへ。
雨の中歩いたせいもあって開店時間より少し遅れてしまいましたが、先客は1組。
こんな日もあるのですね!
「こんな日もあるのよ!」
注文を済ませて、お母さんとお話しながらお花見を。
スローペースではありますが、じわじわと席も埋まっていきます。
ポークソテー(2300円)。
「ポークは何回目?」
僕、ポークは初めてなんです!(^^)
こちらをいただくと、晴れてグリル系メニューはひと通りいただいたことになるのですよね。
ポークソテーと一口に言っても、佐久良さんのはひと手間、ふた手間と手がかかっています。
4つにカットした豚ヒレ肉、その間にベーコンを挟んで焼き上げているのですよね。
仕上げにパイナップルをオン。
トン・パイナップル・ベーコン・トン、TPBTです。
こちらから見ると、串を打って崩れないように焼いているのかもしれませんね。
バラバラに焼いて盛り付けるときに挟めばいいのでは・・・?と思ってしまいそうですが、
この形のまま調理することで、逃がすことなく脂と香りを移しているのだと思います。
とんかつに辛子はよく見かけますが、ポークソテーには少し珍しいでしょうか。
それもデミソースとの取り合わせはなかなか見かけないように思います。
ベーコン味の豚肉ってなかなかに斬新!
調理の丁寧さのおかげで、ポークソテーからしっかり燻製香が感じられるのですよ。
辛子を付けると、デミとの相性・・・とかを通り越してすっかり「食堂の味」という感じに様変わり。
ヒレカツやミックスフライの串カツに比べるとやや劣る感じはありましたが、
それでも佐久良さんの豚肉はとてもいい味がするなあというのを改めて感じることができました。
ごちそうさまでした!