この日はずっと気になっていた北千住のお店へ。
個人的に行きやすい場所にあるお店なのですが、逆に後回しにしてしまっていてようやく初訪問となりました。
ブラッスリー・ロノマトペ。
2016年4月オープンだそうで、ちょうど1周年くらいのまだ新しいお店ですね。
壁の"BRASSERIE L'ONOMATOPEE"の文字がコケちゃってるのが、可愛らしくてクスッときます。
今回は、ランチタイムとディナータイムの間になさっているカフェ営業の時間の訪問になりました。
曜日によってはバー営業もあるとか?
それぞれの時間でメニューも異なるようなので、色んな時間にお邪魔したいところです。
先客はランチタイム後のご家族が2組。
店内もこ洒落たパリの装い。
椅子にテーブル、音楽、小物、雰囲気としては映画「アメリ」でアメリの働いているカフェに近いかも。
「ブラッスリー」とはいっても、カフェ営業もなさるためか雰囲気的には「カフェ」のイメージに近いような気もします。
カフェタイムのフードメニューから、気になっていた今週のタルト(720円)。
サラダはセットで付いてきます。
フードメニューの選択肢はこの他、クロックムッシュがありました。
タルトの中身は都度変更されるようなので、クロックムッシュにたどり着くまで時間がかかりそうです。
今回のタルトは鰯とドライトマトとフヌイユ。
フヌイユは日本語だとウイキョウ、英語だとフェンネル、個人的にはフェンネルが1番馴染みがあるかも。
"魚のハーブ"とさえ呼ばれる、魚料理に相性のいいハーブなのですよね。
「旬」とは別の魚かのような魅力を放つ鰯。
キューッと絞り込んだような鋭い旨みと、血合いのほのかな甘み、そして独特の香り。
脂はなくともオリーブオイルとバターを両手に携えて、スキのない戦闘力です。
青魚とトマトの組み合わせは鉄板。
それぞれのパーツが油脂や水分を補い合うようにして、均整の取れたバランスに仕上がっていました。
サラダは、リーフ系野菜を塩胡椒とビネガー、オリーブオイルで和えた豪華なものです。
肉厚で味の濃い野菜と、オリーブオイルで見た目以上に満足感のある一皿になっています。
くるみとかまで入っちゃって。
「カフェ料理のセットのサラダ」の域は越えてしまっています。
お皿には店名の可愛らしいロゴが入っていたりして、細部にまでこだわりが詰まっているお店です。
もうあっという間にファンになってしまいました。
この1年でたくさんのファンが付いているのだろうな!もっと早く来ればよかった!
せっかくなので、デザートもいただいていきましょう。
定番物から限定商品、さらには季節のメニューなど日替わりでラインナップされるそうです。
ボリュームが大きいのでものによってはハーフサイズも可能とのこと、今回はハーフサイズでお願いしました。
ガトーバスク(ハーフ)(450円)。
クッキー生地でプルーンのジャムをサンド。
下にはアングレーズソースを敷いて、自家製のアイス添え。
アイスはバニラ、キャラメル、フランボワーズ、ブルーベリーから、バニラを選択しました。
素朴でやさしいお味。
小麦やバターの香りはそこそこ、バニラも穏やか。
バランス的にはフランボワーズのアイスあたりを選ぶのもよかったかもしれません。
もっと早く来ればよかった、もっと早く来ればよかった、もっと・・・
と終始感じながらいただきました。
幸い通いやすいところにあるので、また近いうちに伺って気になるメニューをどんどんいただいていきたいと思います!
ごちそうさまでした!