6月10日(土)、前日からこの日は八千代さんに伺おうと決めて築地にやってまいりました。
開店前に着いてしまったので、ぶらっと辺りを1周散歩してから戻ってきて店内へ。
この日は久しぶりにお姉さんが接客に出ていらっしゃっていました。
ふっふっふ…今回は注文まで決めてきてあったのです。
八千代さんで「卵料理」といえば鉄板のチャーシューエッグがあるので陰に隠れていますが、実はそれだけではないのですよ。
「単品で!」と入念に確認されたので入念にお伝えしましたが、珍しくお新香をいただけました。
間違いかな?
湯呑みは新しいもののように思いましたが、なぜよりにもよってこれにしたのでしょう(笑)。
お料理登場。
そう、ハムエッグ!
じゃない!
ハモエッグ!!
実は八千代さんにもあるオムレツ、そこへシーズンが始まっているのをチェックしてあったハモフライをトッピング。
ハモと卵で、ハモエッグですよ!何回でも言います。
オムレツ(単品900円かな?)。
ほどよいハリツヤのある表面に、ハムのピンクとケチャップの赤がポップ。
八千代さんだとやっぱり多くのお客さんがフライ、そうでないならチャーシューエッグをお召し上がりなので今までオムレツの注文って見かけたことがなかったのですよね。
相当な卵好き…相当な卵好きでもないとなかなか注文されることはないでしょうね!
そんな人いるかね…いた!(お約束)
ハモフライ(トッピングで600円かな?)。
冬の牡蠣と入れ替わりで登場する夏季メニュー、夏季が終わるとまた牡蠣が出て来ます。
例年に比べて少し登場が遅れた気もしますが、ハモがどうとかではなく今年は牡蠣の調子がよかったのかも。
シンプルに具はハムだけ。
火が通っていないだけの「なんちゃって」でも、生クリームに頼った「無理矢理」でもない、火入れの妙のトロトロオムレツ。
小さい頃に家で食べるオムレツというと卵とハムのシンプルな、まさにこんなオムレツだったので無性にハマるタイプの1品でした。
ハモフライは肉厚。
八千代さんの「味のある」衣と皮ぎしのコラーゲン質、脂のコラボレーション。
噛むたびあふれ出る両者の主張を、旨みのしっかりしたハモの白身が受け止めます。
というわけで、すっかりネタかウケ狙いかのような組み合わせになってしまって恐縮ですが、
ぜひまた食べに来たいオムレツと、
ぜひみなさんにもシーズン中に食べて欲しいハモフライと
どちらも大満足でした。
そのうえで多少なりともウケていただけていたとしたら、なおのこと幸いでございます。