lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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門前仲町の「フルータス」でプラムのパフェ(貴陽)。

この日はサッと築地を離れて門前仲町のフルータスさんへ。
 
開店1時間前の10時頃に到着したら先頭でした。
10時半頃からジワジワ行列が伸びていって、開店10分前頃に1周目が埋まるくらいのイメージだったと思います。
 
ちなみにあまり知られていなさそうですが、平日は営業時間に中休みがありますので訪問前にご注意ください(公式HPによると14時~15時)。
また臨時休業や営業時間の変更もままあるようです。
 
閑話休題。
開店時間になってカウンター席へ。
スペシャルは桃、メロン、マンゴー、プラムがあるそうで、僕はほぼ迷わずプラムを注文。
 
この日のお客さんはほとんど「桃狙い」でいらっしゃっていたようで、お姉さんに、
「今日は白桃と黄桃からお選びいただけます」
と言われて決めきれず苦しんでいらっしゃいました。
さらにお姉さんの、
「私のおすすめはプラムですね」
という一言にとどめを刺されて瀕死のみなさんは、
「フルータス、おまえもか…」状態でした。
 
プラムのパフェ(貴陽)(2700円)。
ご主人は大抵2、3パフェを同時に組み上げていらっしゃいますが、作業工程の問題なのか、最初にこのパフェだけ仕上げてくださいました。
 
「プラムはレアなので、メニューにあるときは必食です!」とのこと。
個人的には、初訪問のときに桃とプラムの選択肢で桃を選んだので、次はプラムを食べようと決めていたのですよね。
トップのクリームから食べ始めることを余儀なくされますが、クリームの質は至って凡庸。
 
間に挟まっている分には気にならないレベルのクリームだと思いますが、この構成は損している気がしてなりません。
 
続いてプラムのソルベ。
甘みとバランスのいい酸味、ネッチリした食感の中にプラムの皮がチリチリ歯に当たります。
 
果実自体といい、ソルベといい、皮も食べられるという点は桃と比べて場合の大きな特徴だと思います。
 
パフェを崩さないよう貴陽プラムをジェンガのごとく抜き去ります。
 
器用に。
 
数あるプラムの品種の中でも貴陽は高級品。
引き締まった実は、甘みが強いのはもちろん、酸味、さらには苦みも併せ持ったバランスのいい味わいが特徴。
 
固くサクッとした果実から、果汁がしたたり落ちるほどジューシーでちょっと驚きました。
 
細かくカットしたプラム、カスタードアイス、底にもう1度プラムのソルベ。
 
アイスは1玉で結構なボリュームがありますが、3玉も入っているのですよね。
ここはちょっと覚悟が必要です。
 
カットプラムがぎっしり。
 
これを食べて驚いたのは、1つのプラムの中でも部位によってかなり味に違いが出るということ。
ひとつのプラムをかじるときは、1か所からジワジワ食べ進めていくので味のなだらかな変化に気が付きにくいですが、
甘みの強いところ、酸味や苦みの強く出たところ、こうしてカットされているからこそメリハリのある特徴を感じることができたのだと思います。
 
ちょっといい値段のするフルーツをガッツリ喰らい尽くす贅沢。
フルータスさんならではの幸福感に浸ることができました。
 
ごちそうさまでした!

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