続いて高はしさんへ移動。
いつものお兄さんはいらっしゃいませんでしたが、金曜にはちょっと珍しい方とご一緒することができました。
この日のメニューはこんな感じ。
ネットに上がっていた写真でとてもモノが良さそうだったので、この日は時鮭に狙いを定めてまいりました。
かま、真ん中、シモと部位が用意された中から選んだのは…
時鮭<シモ>(1500円)。
脂がすごそうだったので、1番さっぱりしていそうなシモをチョイス。
それでもキラキラ、表面に脂の輝き。
身の色と合わせて、夏の海に沈む夕陽が反射しているのを眺めているような。
高はしさんの<シモ>は2切れ盛り。
真ん中に近い部位の下に、尾の先の部位が敷かれています。
身の発色、焼き目、脂。
そしてここまで触れてきませんでしたが、モノ凄いボリュームです。
この辺り、真ん中寄りの腹側はかなりの脂。
自身の脂でカリカリに"揚がった"皮目が香ばしくて絶品。
シモとはいえこの辺になると完全にハラス。
何物にも覆い隠せない強さの鮭の香りと、すべてを覆い尽くすようなコクの深いミルキーな脂。
まさに"矛盾"な状態。
尾の先も、見た目よりはかなり脂が乗っている印象。
引き締まった身をほぐして口に入れるとホクホクの食感なのですが、しっかり脂が入っていてじゅわじゅわ溢れてきます。
シモは脂の量にメリハリのある部位で、とても楽しめました。
ボリュームといい、味わいといい、パンチがありました。
とてもいい時鮭だったと思います。
ごちそうさまでした!