お昼は押上に移動してカレーをいただきます。
なかなか暑い中歩いていきましたが、身体が熱くなっても食べたくなるからカレーは不思議。
スパイスカフェ。
一時休止されていたランチ営業を再開されたと聞いて久々に訪問。
前回が2012年の5月とかなので、5年以上空いてしまったことになりますね。
まだ大学4年生のころかあ。
ランチ営業は現在、金・土・日の週3日のよう。
開店時間の11時半には行列が随分延びましたが、1巡目で収まりきる人数でした。
とはいえ、その後もお客さんは次々にいらっしゃっていました。
メニューはカレー1種(1100円)、カレー2種(1400円)のみ。
どちらもスパイスのおかず4種とデザート、ドリンクが付きます。
確認するとカレー追加もできるそうで、カレー2種+1種で2000円でした。
3種類選んでお伝えしたら、どれを追加のカレーにするか入念に聞かれましたが、特にカレーの量が違ったりするわけではないそう。
何だったのでしょう?
まずはライスとおかずの盛られたプレートが登場。
ライスは日本のお米、例によって軽めで注文。
続いてカレーも登場。
カレーは追加した分結構なボリュームがありそう。
エビ☆スリランカ風。
トマトベースで、とにっかくエビが強いすごく強い。
玉ねぎは甘みと酸味と両方感じたので、2つのタイミングで投入しているように感じました。
ご主人がスリランカで食べた味を再現されているそうですが、この根こそぎありったけ引き出してきたような出汁の強さは「カレー」のジャンルで味わったことのないものでした。
エビ自体も4尾くらいゴロゴロと満足な量入っていました。
ガーリックチキン。
大振りなチキンがゴロゴロ、比較的しっかりとまとったオイルにこれまた力強いニンニクの香り。
イメージとしては、チキンにニンニクソースを絡めて食べているような感じ。
ガツンと1発どつかれるように感じることのできる魅力。
最後はお店のスペシャリテ、ラッサム。
他のお店のものとはガラッと雰囲気の違うタイプ。
豆がたっぷり入ってバターも多めかな?
どろりとしたソースはトマトの旨みが抜群に濃く出ています。
タマリンドの酸味も感じますが、他店でいただくような"すっぱいスープ"とはならず"酸味の香る濃厚トマトソース"といったところ。
おかずは豆のカレー(パリップ?)、小松菜のマスタード炒め、玉ねぎの唐辛子和え(ルヌミリス?)、マッシュポテト。
どれもそれほど強烈な特徴はなく食べやすいものでしたが、豆カレーに入っていたマグロのようなカツオのような魚片がモルジブフィッシュなのでしょうか?
デザートはブランマンジェ。
ドリンクはコーヒーと紅茶のチョイスがあったので、アイスティーで。
というわけで、やっぱりさすがに前回訪問時の味の感想はあまり覚えていませんでした(^^;)
基本的にはスリランカ形式ということでいいのでしょうか?
個人的には、スリランカカレーは経験はないのですけど、ちょうど最近本で読んだところだったので色々確認できて大変勉強になりました。
スリランカカレーの特徴なのか、はたまたお店の方向性なのか分かりませんが、
・スパイスは主張が少ない
・具材の旨味が強く出ている(「よく」ではなく「強く」)
といった印象が残りました。
物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、あまり複雑な味にしないで、
エビカレーならエビの、
ガーリックチキンならガーリックとチキンの、
ラッサムならトマトとタマリンドの、
「メニュー名通り」の分かりやすい美味しさが表現されているカレーたちだった気がしました。
まだランチ再開があまり知られていないからそれほど並ばずに入れただけで、またあっという間に「○○時間待ち」みたいなお店になるような気がします。
空いているうちに再訪したいところですが、最近は行ってみたいカレー屋さんが多すぎるのですよねえ。
何はともあれ、ちょっと思い出のお店だったりもしたので、無事に再訪を果たしてカレーをいただけたのでよかったです!