この日は池尻大橋に移動して、まずは初訪問の「焼き菓子とパン」のお店から。
池尻大橋と三軒茶屋の駅の間にあって、歩いたらどちらからも10分以上かかりそう。
ボネダンヌ。
ご主人はパリにパティシエ修行に行ってパンを学び、日本に帰ってきてからは五反田の「パンオフゥ」にいらっしゃったりしたようです。
パン屋のマドレーヌ(160円)。
焼きたてを裸売りされているのが魅力的だったので購入して、すぐパクリ。
ポップでは「バニラを効かせている」ところを強調されていました。
こちらは持ち帰ったもの。
ちょっと油が浮いてきてしまっているのが分かりますね。
これはこれで良さがありますが、やはりこの商品の魅力という意味では焼きたてを食べるべきかも。
ご覧の通りバニラビーンズがたっぷり。
バニラの香りをしっかり感じますが、質としてはやわらかな香りで洋菓子的かも。
気泡がたくさん入っていてドライな生地ですが、舌にはパサつきを感じないのが不思議。
反対に油脂がべたついてします感じもないのです。
さすがに持ち帰ったものは食感に変化がありましたが、「重みが出た」程度で特に嫌な感じは受けませんでした。
訪問された際はぜひ1つは購入して、お店を出たらすぐにパクッとお召し上がりになるといいかと思います。
パンドゥミ(300円)。
かなり強めのバターを香らせてあって、食感はぶるりるりんっ、「弾む力」と書いて弾力。
スーパーリッチ。
五反田のビストロ・メランジェさんでパンオフゥさんのデニッシュ食パンを提供されていましたが、それにイメージが近いかもしれません。
国産の普通のバターだそうですが「食パン」のジャンルではなかなか出会わないバター感の1品でした。
イギリス食パン(290円)。
こちらはバター不使用だったかな?
小麦の味わいが強調された山型食パン。
岩手の南部小麦が混ざっているそうで、保水率が高い印象でコシのある食感。
国産小麦の中では甘さに走らない旨みの強い小麦で、いい味でした。
南部小麦は結構好みに合うかもしれないので、今後注目してみたいと思います。
あまり広い種類に手は出しませんでしたが、今回購入したものはなかなかいい印象を受けました。
フランス産小麦を使用したバゲットも人気のようですし、注文を受けてから作るサンドメニューも気になるのでまた訪問した際には挑戦してみたいと思います。