9月16日(土)、土曜の朝イチは小田保さんへ。
煮魚か、フライか、と思っていましたが、ホワイドボードメニューに良さ気な"煮魚"を発見。
低めの価格設定だったのでお店の方に伺うとその"煮魚"は「かなり小さい」とのこと。
ということで結局フライも追加することにしました。
そんなこんなで選んだ注文はこの2品。
迷ったら両方、なかなか壮観。
"煮魚"はコチラ。
煮置きのカブトをしっかり温め直してからの提供でした。
お皿も熱いくらいに温めてくれています。
地金目カブト煮(400円)。
他に金目メニューはなかったので、これ用にカブトだけ仕入れているのかもしれません。
出汁は温め直すときに新たなものを使っているようで、脂の浮いていない澄んだものでした。
これにはこれの良さもありますが、コクがないのが気になるかも。
勝手に"半割り"になっているものと想像していましたが、1尾分丸々入っていました。
ご覧の通り目玉も2つ。
確かに小振りで脂は控えめ。
でも身はたっぷり付いて、ぷるぷるの皮目も堪能することができました。
何と言っても煮た金目は香りがいいですねえ。
イワシフライ(550円)。
うわ!すごいデカい!
今シーズンのイワシは旬初めの梅雨がイマイチでしたが、夏の後半くらいからググッと良くなってこのところサイズも脂乗りも凄まじいことになっていますね。
丈も厚みも、およそイワシとは思えないほど。
君は決して"弱"い"魚"ではないよ。
身が厚い、というより厚みを増しているのは脂の層なので「脂が厚い」という感じ。
味わいといい、ぷるぷるとろとろ食感といい濃厚で大変に満足感がありました。
今シーズンは秋刀魚がからっきしですが、色んなお店で「でもイワシがいいから今はむしろイワシを…」と勧められたりしますね。
主力の穴を埋めるイワシの活躍にはただただ感謝するばかりですが、絶不調のベンチ裏で現状に涙を飲んでいるであろう秋刀魚にも来季以降の再起を期待したいものです。