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ずーっと気になっていたお菓子屋さんを初訪問です。
ずーっと気になっていたお菓子屋さんを初訪問です。
ル・カフェ・デュ・ボンボン。
数年前気になり始まったときは、製菓教室をやりながら火曜日だけカフェ営業をされているお店だったのですよ。
当時は曜日の壁を乗り越えられず訪問できずにおりました。
火曜に休みを取れる幸運を窺い待っていたところ、なんとカフェ営業やお菓子の販売自体がなくなってしまって落胆していたのですよね。
ところが最近久しぶりに調べたら金・土限定で販売やイートインでの営業をされているとのことで、早速お邪魔してみた次第。
ビスキュイ・ド・サヴォワ(430円)。
フランス・サヴォワ地方の伝統菓子、油脂を加えないお菓子なのだそうです。
ドライな口当たりで口の中でクシュッと萎むような食感。
懐かしい甘さで、ボウロとか昭和の駄菓子も思い出される風味。
シンプルな作りでスッと食べやすい味。
実はこのお菓子を食べてみたかったのがそもそも"気になった"動機でしたが、いい意味で想像したところにしっくり収まる優しい味わいでした。
ポップで推奨されていたので生クリームを添えて。
甘さがしっかりあるので添えるクリームは甘さを控えた方が合うように思いました。
ガトー・フロマージュ(460円)。
3種のチーズを使っているという、ずっしりギュギュッと締まりの強いチーズケーキ。
チーズの香りはちゃんとしますが、特別立った風味はなかったと思います。
むしろバニラの香りが華やかで、ふんわり甘さがお口に優しい1品。
しっかり焼きの入った表面の食感も心地よいです。
火の入りが均一なのがすごいなあ。
ずっしり系のベイクドチーズケーキがお好みの方にはハマるお菓子だと思います。
クレーム・キャラメル(450円)。
出で立ちは"しっかり"していますが実際は"ふるふる"やわらか系で、持ち帰るまでに割れかけていました。
見栄えが悪くなってしまって申し訳なく思うところでございます。
新鮮な卵と牛乳を使っているとの説明書き。
シンプルなお菓子なだけにアピールポイントがそれくらいしかないのかも(笑)。
でも、"お菓子"というより"料理"のような卵の旨み、生クリームは使っていないように思いますがそれに近い牛乳の濃厚さ。
アピールポイントがはっきりと確かに感じられました。
ふるるん、と崩れてサラッと口どけ。
「固めプリン派」というより「ふわとろクリーミープリン派」だけど最近のは軟弱すぎてダメという方にハマりそうです。
言わば固めプリンの中で1番ふわとろクリーミー、そんな気品の高さとしなやかさを備えたプリンでした。
どのお菓子も丁寧なつくりで、魅力たっぷりでした。
また今の営業形態のうちに再訪したいところです。
ちなみにイートインもありますが店内は撮影禁止だそうで持ち帰りにしています。
参考までに。