11月10日(金)、さて冬の寿司大さんです。
2018年9~10月での市場移転が決定し、豊洲開場日が10月11日に決定しかけて白紙に戻った今日この頃ですが、
真夜中に寒風に打ち震えながら寿司大さんに並ぶ冬もこれで最後です(3回目)。
前週に比べるとグッと気温が下がってきたので温かくして臨みましたが、まだそれほどではなかったようでした。
今回は先頭ではありませんでしたが1番奥の席に押し込まれました。
先頭ではありませんでしたが、戦闘態勢です。
今回はツマミなしで握りから始めてもらうようお願いして、ガリをセット。
ネタをひと通り伺います。
玉子はできたてホカホカ。
毎度のことながら冷ましてからが好みなので一旦わきに置いておきます。
握りはまずカワハギを。
最近あまり見かけなかったのですよね。
今回は肝もたっぷり、これだけあるとシャリによく飲み込んで美味しいですねえ。
続いてアラ汁をいただきまして。
シーズンが始まった鰤。
かなり身が白んでいましたが、脂は案外軽い印象。
サクッとした食感が軽快です。
カツオ。
腹側、しっかり脂が乗っています。
ちょっと酸味が残るのがカツオの香り。
ノドグロ。
今回は注文する予定ではありませんでしたが、「今日のは脂乗ってるよ」と勧められるがままにお願いしてしまいました。
確かに前回いただいたものよりもじゅんわり口に優しい濃厚な脂が広がりました。
鰆は背中の部位を。
皮を引いてあるのは久しぶりにいただいた気がします。
脂は控えめ、酸味があってイメージとしてはマグロ赤身に近いような味わいでした。
最後はカマス。
意外にもこの日1番の脂乗りはこれだったかも。
旨みも強くて、かなりいい印象でした。
最後がこれで正解だったな。
というわけで、これからの季節、寿司大さんのハードルは1台1台が棒高跳びの高さ並みに高くなるような厳しさを迎えますが、しっかり長めの棒を用意して確実に飛び越えていこうと思います。