図らずもシチュー続きになってしまいますが、この日のお昼はもともと決めてあったのでビーフシチューをいただきに浅草のグリル佐久良さんへ。
日曜日に伺えなくなってしまった関係で、3か月くらい空いてしまいました。
というわけでお店のお母さんに、
「すごく似てる人が来たのかと思った」
と言われ、
「どうも、本人です」
という謎の挨拶をしながら入店。
平日だということと、翌日に二の酉を控えていたという背景もあってか、終始貸し切り状態。
お母さんとのんびりお話しながらお料理を待ちます。
ビーフシチュー(2400円)。
全体にきめ細かく"サシ"状に脂の入ったタンに対して、ビーフシチューのビーフは身と脂がくっきりしてトロリと濃厚な脂が魅力的。
ニンジン、ブロッコリー、ジャガイモを添えて。
この辺りの野菜もしっかりグリルされたことによる香りというのが立っています。
埋もれてよく見えませんが、お肉はてんこ盛り。
苦みが甘さの陰にぴったり重なって奥行きを生んでいる造りは芸術的です。
「メディアではシチューは出したくないのね」とお母さん。
シチューは1日、2日で仕込めるものではないため、注文が集中して品切れになったときの対応ができないからだそうです。
でも佐久良さんといえば「シチューが名物」というイメージになってしまっているのは、ひとえに美味しさゆえ口コミで広まってしまったというところなのかもしれません。
料理が出た後は、厨房からシェフであるお姉さんも出てきてくださってのんびりお話させていただきました。
楽しかったです(^^)
メニューはひと通りいただいたので、心置きなく「食べたいものを注文する」ということに集中できるようになっています。
カキフライや白身魚など、季節が気になるメニューも念頭に置きつつ間を空けずにまたお邪魔したいと思います。