白金高輪の帰りに三田の秋色庵・大坂家さんで上生菓子を購入。
歴史は古く1700年前後の創業、300年を超える老舗なのだそうです。
上生菓子に定評があると聞いたことがあって気にはなっていましたが、お店の前は幾度となく通っていたもののようやく初訪問できました。
上生菓子は定番のお菓子が4つと、季節のお菓子が5つくらいあったかと思います。
お店の方に丁寧に説明していただきながら2つに決めました。
季節のお菓子の方が華があったのですが、味の気になる方を優先しました。
このときはまだ「インスタ映え」が流行語大賞を取るとは知る由もなかったのです。
でもこうして見ると、この2つも鮮やかな色味をしていましたね。
若草。
こし餡を求肥で包み、さらに柚子の香りの餡。
食感にキレがなくて柚子の香りの残り方もやや単調な気がしました。
君時雨。
黄身餡を蒸したシンプルなお菓子。
シンプルですが卵黄のコクであり油脂感であり、その濃さをパンチ強く感じる逸品。
なかなかに食べ応えがありました。
君時雨はまた食べたくなるお菓子でした。
単純にこの手のお菓子が好きなだけかもしれないので、また別のお店でも似たようなお菓子があれば挑戦してみようと思います。