続いて浅草へ移動。
1度荻窪に行ったもののお目当てのお店がお休みだったので急遽予定変更したのはここだけの秘密です。
やってきたのはグリル佐久良さん。
浅草は土地柄と言いますか、お正月から営業しているお店が多いですね。
お店に着くと1組お待ちでしたがちょうど入れ替わりのタイミングで、出てきたお母さんに「いいわよ」と呼び込んでいただけました。
初荷の日ということで仕入れが心配でしたが、狙いを定めた2つのメニューは幸い入荷あり。
お願いして出来上がりを待ちます。
セロリサラダ(1000円)。
サラダメニューの中で最もリーズナブルな価格設定ですが、最も手が込んでいるような気のする1品で、希少性も1番ではないかと思います。
食べてみて「あら?」と思いましたが、季節外れだからか香りは弱め。
その分佐久良さん自家製のマヨネーズの魅力が前面に出ていました。
カキフライ(1700円)。
「大きいですね」と喉元まで出かかったところでお母さんに「大きいでしょ」と先に言われてしまいました。
佐久良さんのカキフライは、牡蠣の目方次第で4つ盛りの場合と5つ盛りの場合がありますが、いつもの基準で言うなら3つ盛りでもいいサイズ。
カキフライの大きさについては、築地の「小田保」さんだけは別格だと思っていましたが、今回はそれと肩を並べる"笑っちゃう"サイズ。
もちろんカキフライ1つにつき牡蠣は1つです。
佐久良さんの牡蠣は大きいほど香りが強く出るのですよねえ。
というわけで今回は史上最高でした。
産地を指定していらっしゃるのか確認しましたが、
「河岸の人に任せて"大きいもの"を持ってきてもらってる」
のだそう。
美味しさの秘訣は下処理と調理なのかな。
佐久良さんのカキフライといえば、もうひとつの魅力はたっぷりのタルタルソース。
別添えココットに極上の自家製タルタル。
多すぎるように見えますが、これでも全然足りないくらい食べてしまうのですよ。
普段カキフライは、タルタルもソースもレモンもかけずにいただくのですが、佐久良さんだけは別。
史上最高のカキフライに、極上のタルタル。
天にも昇る思いでいただきました。
ポテトサラダもタルタルで和えちゃったりなんかしちゃったりして。
この日は空きそうで微妙に忙しさの続く客入りで、お母さんとは少ししかお話できなかったのが心残り。
また次回の楽しみに残しつつ、ごちそうさまでした!
今年もよろしくお願いします!