北千住に移動して「ロノマトペ」さんへ。
先日はランチでお邪魔しましたが、今回はカフェタイムを狙ってみました。
前にランチタイムの軽食メニューが増えたとアナウンスがあったかと思ったのですが、この日はデセールだけでした。
それでもデセールは充実していたので、思い切って2つ注文。
ナイフとフォークが運ばれてきましたが…おや。
注文したメニュー的にはスプーンが欲しいところなのですが…
と思っていたら、スプーンが添えられて登場した栗とクリームチーズのブリュレ(590円)。
「栗」は「マロンクリーム」の形で入っているとのことでしたので、
クリクリームとクリームチーズのクリームブリュレ
ということになりますね。
クリって言いまクリ。
慎重にコツン。
慎重すぎて割れなかったので、コツンコツン。
ビビりまクリ。
いやしかし割れればOK、ミッションクリアです。
ネットリ濃厚な舌触りで、クリームチーズベースの味わいから、抜けていくのはフランス産栗とラム酒の香りでしょうか。
モンブランでいうとシャンティが入るところにクリームチーズ、メレンゲが入るところにキャラメリゼが入っているイメージ。
ギュッと強い味わい、香りの詰まった1品でした。
苺とピスタチオのタルト(780円)。
大きなホールの焼き込みタルトがカットで出てくるものと思っていたので、ちょっと意外。
生地はパートシュクレといっていいのかな?イメージより薄手で、甘さをかなり抑えてあって、食べたことのないタイプでした。
生地の中にはクレームパティシエール、苺は小粒のものをたっぷり、ローストピスタチオ。
トップにはカシスのソルベ。
こういう構成のお菓子をいただくときは、融けてしまわないうちにアイスから食べてしまうことにしていますが…
あら…スプーンが……
と思っていたら、慌てて持ってきてくださいました。
ナイフとフォークで食べようとしてしまうところだったので、ギリギリセーフ。
救われました。
スプーンだけにね。
すくわれました。
スプーンだけに。
構成が色々とイメージと違っていて、"それ"は"そういう感じ"で"それ"は"そういう感じ"ね…!と興味津々でまじまじとみつめてしまいました。
何と言っても白眉はこの生地。
目の詰まったビスケット生地という感じ、で甘さがなくて粉の味がしっかり出ています。
意外な出会いで面白かったです。
アングレーズソースがやっぱりいいな。
というわけで、今回もレベルの高さと、他店とはちょっと違う個性(郷土色なのかな?)を堪能できました。
ごちそうさまでした!