さて、いつも通り高はしさんへ。
実はこの週は風邪をひいていて、回復傾向ではありましたが病み上がり調子だったので何か温かいものを…と思いながらの訪問です。
第1志望は残念ながら完売で、気持ちを切り替えて定番メニューから温かいものを。
しばし待ちまして。
赤めばる煮付け(2500円)。
3代目のブログで「久々に良い」と書かれていたのですけど、確かに大きな魚体です。
丸々太っていますね。
春告魚の1種で、この時期のウスメバルを特に「タケノコメバル」とも言うそうですね。
冬の方が脂が乗って美味しいイメージがありましたが、この時期も何とも良さ気ですねえ。
面持ちもどことなく誇らしげ。
皮目に厚みとザラつきがあるのが特徴的。
表面積が大きいので、煮汁でゆらゆらさせて絡めてからいただくとなお美味しいです。
部位によってもちろん差はありますが、脂の乗っているところはこんな感じで突き抜けた脂乗り。
それ以上に、筋肉質に身の詰まったところのメバル特有の香り強くて印象的でした。
冬は脂、春は香りなのかもしれません。
満足でした。
ごちそう様でした!