この日は練馬方面に軽い用事があったので、練馬といったら江古田。
江古田といったらパーラー江古田。
というわけで、マジカルな発想でパーラー江古田さんにやってまいりました。
といってもこの日は築地でしっかり食べてきて、お昼は清澄白河でランチの予定でしたから、こちらでは持ち帰りのパンと、店内でドリンクを。
カフェラテ。
パーラー江古田さんの魅力は挙げ出したらキリがありませんが、個人的にはこのラテも1,2を争うところ。
聞くところによると以前いらっしゃったバリスタの女性が腕に覚えのある方だったようなので、新しい方になった今回はいかがかと思ったのですが、
よい膨らみ。
最もお気に入りポイントである「低めの温度」も健在。
口当たりがやや粗っぽく感じたのはブレの範囲だったかもしれません。
何はなくとも、この温度を求めてここに飲みに来ようと思えるラテでした。
生姜のパウンド(670円)。
期間限定だということで、ずっと気になっていましたが初めて購入できました。
生姜っていう響きも色合いも、土っぽい感じがパーラー江古田さんぽいなあと思っていたのですよね。
想像したよりずっとしっとりしてじっとりした質感。
手で持つと指の痕が付いてしまうほどです。
しっかり焼き込んでありますが、内からリッチなバターっ気が滲んできている感じ。
思ったより強い甘みはハチミツでしょうか。
この甘みは生姜とかリキュールのカッとくる辛みや香りと相性がいいですね。
しっとりと口馴染みのよい融け方をして、生姜の香りが鼻から抜けます。
持ち帰りながら「イートインで注文して1カットだけ食べればよかった…」と気付いてしまっていたのですが、結果的に塊で購入して心行くまで堪能できてよかったと思える1品でした。