4月29日(日)、某脱走受刑者とニアミスしつつ朝6時の新幹線で帰京。
重い荷物を抱えたまま昼過ぎまで奔走したので、ご褒美に北千住の「ロノマトペ」さんで甘いものをいただいて帰ります。
もう時期的には終わっていておかしくないメニューが残っていたので注文。
ピンクレディーを使ったタルトタタン。
てっきりあの「ピンクレディー」にかけているものとばかり思っていましたが、オーストラリアで生まれオーストラリアで名付けられた品種のようで、関係ないみたいですね。
へー、と思いながら調べを進めると、「恋人たちのりんご」として知られ「恋人と一緒に食べましょう」なんて書いてあったので、僕の頭の中のピンクレディーが「地球の男に飽きたところよ」と歌って消えました。
フィユテっぽい生地に、ピンクレディー、フロマージュブラン。
華やかさが煮詰まった大人の色気を感じる色合い。
渋い。
酸味のある品種とのことですが、紅玉に比べたら甘み寄りのバランスかも。
で、ビターさも低めのトーン。
タタンにすると平板な味わいといえばそうかもしれませんが、軽く甘いものとしてはこの上ない食べやすさ。
フロマージュブランは酸味の部分でりんごと重なって味が膨らむ感じがいいですね。
結構甘さは強め。
しなっとなったフィユタージュはカットしづらいな…と思っていたら、ガチなナイフが出て来ました。
安心の切れ味。
カヌレ。
メニューにはなかったのですけど、この日は用意があるということでお願いしてみました。
前からお店の公式SNSなどで見かけて気になっていたメニューだったのですよね。
比較的小振りでしょうか。
ナッツたっぷりが嬉しいところですね。
ガッチガチに固めの焼き込みなので歯が立たないほどでしたが(誇張)、ご安心あれ。
こってにはガチのナイフがありました!
というわけでザクッ!
良くご覧いただくと分かるかもしれませんが、薄い層がミチッと詰まっていて、食感としてはサクサクサクサクと音がします。
そして中はもっちんとろーん。
表面はやや火が入りすぎな感もありましたが、このサイズで中の火入れは抜群でしたねえ。
ドリンクはアイスのカフェラテ。
いやいや、バタバタした週末だったので糖分が沁みました。
この日はちょうどランチからカフェタイムに移る時間に伺ったので、周りのお客さんがランチメニューを召し上がっていて羨ましくなってしまいました。
次はランチだな!と思いながら、ごちそう様でした!