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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「寿司大」でお好み69。

9月14日(金)、今月はまだ行かれていなかったので、寿司大さんへ。
 
こんな場所でこんな時間にぼーっと突っ立っているなんてもう2度とないだろうと思ったら「時間が止まって欲しい」とさえ思ったのですけど、結局開店時間が近付くにつれ「早く開け~早く開け~」と念じて無事オープン。
 
おはようございます!
 
築地での営業は10月5日(金)までなのだそうですが、お店の前の貼り紙で「10月6日(土)」となっていたので「違ってますよ!」とご報告。
 
おつまみをちょこちょこ頼みつつ、全員サービスのアラ汁をいただきます。
 
最初は焼き穴子を…、と思っていましたが、時間がかかりそうだったので先に…、
 
北海道の新さんま。
 
今シーズン豊漁といわれるさんまですが、個人的にはやっと生でいただけたというところ。
 
もう脂がしっかり乗り始めてはいますが、まだ光り物らしい香りをはっきり感じられる範疇。
 
血合いと脂身のちゅるんという舌触りがたまりませんねえ。
 
焼き穴子。
 
右から塩、醤油、肝焼き。
寿司大さんの焼き穴って、こんなに厚みがあったでしょうかね。
 
醤油。
 
皮目はブリンとして、ちょっと締まった身がもっちり。
醤油の香ばしさ。
 
塩。
 
表面はカリカリ、こちらはふっくら焼き上がっています。
穴子の香ばしさ。
 
肝。
グニグニとしたところと、鶏レバーのように旨みが強くてとろけるところと。
 
かなりのサイズ感で食べ応えがあります。
 
こちらも全員サービスの、できたて玉子焼き。
 
今回は2つにカットしたスタイルでいただけました。
 
握りのスタートに鯖を、と思いましたが、まだモノがないとのことでしたので…、
 
新さんま。
 
シャリが脂と絡む分、脂が強くてもあまり気になりませんね。
ほどよい脂乗り。
 
生いくら。
やわらかい皮が、噛んだか噛んでないかのすんでのところで先に割れてしまうような食感。
 
ぽぽぽぽぽぽと弾けながら、食べ進めていきました。
 
金目の昆布締め。
ねっとりシャリに絡む身、香りが凝縮して醸成されたような旨み。
 
金目の煮付けと通じる香りが面白いです。
 
先ほど断られた鯖の準備ができたということで。
 
ハリのある身、皮下のぷりっとした脂。
夏の終わりの季節の名残り感じさせない、上々すぎる鯖でした。
 
鰤。
ここまで来ると、本当に冬のような。
 
この数年、当然のように北海道で鰤が揚がるようになりましたが、年を追うごとに季節感が早まっている気がしますね。
 
それもちゃんとモノのいいのがでるのですよね。
 
最後は〆っぽさ重視で、穴子をお願いすることに。
 
甘みの出た煮穴子に、キリッと岩塩。
ほわほわ、口の中から包み込まれるような味わいでした。
 
というわけで今月も、なのか築地ではなのか分かりませんが、ごちそう様でした。
 
ガリをつまんだらご挨拶して、またよろしくお願い致します。

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