lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「YAZAWA COFFEE ROASTERS」でゲイシャ。

築地に移動してコーヒーでひと休み。
 
この時期から始まるレアな豆が入ったと伺っていたのですよね。
 
パナマ・ゲイシャ。
比較的新しくみつかった種で、市場に出回るようになったのは21世紀になってから。
2004年に豆の国際品評会で史上最高価格で落札されて、世に最も高価なコーヒーとして知られるところとなりました。
 
ゲイシャというのは原産地の「ゲシャ村」に由来するもので「芸者とは関係ない」とウィキペディアにも書いてあるので注意してください。
 
というわけで1杯900円。
 
「普通のお客さんには結構高く感じられちゃうみたい」
とご主人。
 
コーヒーの縁を見るとピンクだったり黄色だったり、豆によって違いが出るのですけど、今回はルビー色とも黄金色ともとれる不思議な色合い。
 
口に入れた瞬間、中間、アフターテイスト、3つのタイミングで表現すると、まず酸味と香ばしさ、次に酸味と旨み、最後にすべてがストンと消える、そんな感じ。
 
酸味と香ばしさ、なんか結構ヤンチャに主張し合うのですけど、最終的に有無を言わさず幕が下りるので後味はとにかくすっきりしました。
 
さすがの個性があって面白かったです。
貴重な機会なので、重ねて味わって変化や違いも楽しんでいきたいと思います。
 
ちなみに、ゲシャ村なのに「ゲイシャ」になったのは、「日本人が聞き間違えたから」らしいので、それって多分頭の片隅に「芸者」がいたからだと思うので「由来は芸者」と言ってもあながち間違いではないなと思いながらごちそう様でした!

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